2018年01月22日
20世紀は科学技術が非常に進歩したが、心の問題が取り残されているので、病院内に心を癒す絵を飾れるように設計してもらった。
「大村智著:微生物創薬と国際貢献、學士會会報No.922(2017-1)」は参考になる。印象に残った部分の概要を自分なりに補足して纏めると以下のようになる。
1.エバーメクチンやイベルメクチンだけでなく、大村氏ら見つけた放線菌を使って作る全てのものについても特許を取得した。これらを用いた薬は世界中で大変売れたので、メルクから総額2百億円超の特許料収入があった。
2.そのお金を使ってさらなる研究を進めると共に、地域社会に貢献した。埼玉県北本市に9万坪の国有地を購入し、440床の病院、看護学校、寄宿舎、ワクチン研究施設等を建設するのに使われた。1987年に着工し、89年に開院した「北里研究所メディカルセンター病院」(現・北里大学メディカルセンター)である。
3.20世紀は科学技術が非常に進歩したが、心の問題が取り残されているので、病院内に心を癒す絵を飾れるように設計してもらった。この病院では1800点近い絵を所蔵し、そのうち約250点を廊下や研究室などに飾ってある。看護師学校のエントランスや講堂にも、美術館のように絵を飾っている。日頃から良い作品に触れ、心優しい看護師に育って欲しいと願っている。
1.エバーメクチンやイベルメクチンだけでなく、大村氏ら見つけた放線菌を使って作る全てのものについても特許を取得した。これらを用いた薬は世界中で大変売れたので、メルクから総額2百億円超の特許料収入があった。
2.そのお金を使ってさらなる研究を進めると共に、地域社会に貢献した。埼玉県北本市に9万坪の国有地を購入し、440床の病院、看護学校、寄宿舎、ワクチン研究施設等を建設するのに使われた。1987年に着工し、89年に開院した「北里研究所メディカルセンター病院」(現・北里大学メディカルセンター)である。
3.20世紀は科学技術が非常に進歩したが、心の問題が取り残されているので、病院内に心を癒す絵を飾れるように設計してもらった。この病院では1800点近い絵を所蔵し、そのうち約250点を廊下や研究室などに飾ってある。看護師学校のエントランスや講堂にも、美術館のように絵を飾っている。日頃から良い作品に触れ、心優しい看護師に育って欲しいと願っている。