2018年07月07日

イカの脳は、人間に比べたら小さい。そんな脳でも10本の腕をコントロールして、吸盤まで操っている。数百もある吸盤を一個一個コントロールして、口まで餌を運ぶ。

池谷裕二著:
進化しすぎた脳、講談社、2017年。10月34冊」は面白い。「第1章:人間は脳の力を使いこなせていない」の印象に残った部分の概要を自分なりに補足して纏めると以下のようになる。
1.生まれながらにして指がつながったままの人、たとえば人差し指と中指がつながったまま生まれる人が、稀にいる。指が4本。そういう人の脳を調べてみると、5本目に対応する場所がない。人間の体には指が5本備わっていることを脳があらかじめ知っているわけではなくて、生まれてみて指が5本あったから5本に対応する脳地図ができた。生まれたときに4本しかなかったら、脳には4本に対応する神経しか形成されない。
2.脳の地図は、かなりの部分で後天的なものである。脳の地図は脳が決めているのではなく、体が決めている。指が4本の人が生まれた後に分離手術して、その結果、5本の指が自由になった。わずか1週間後にはもう5本目の指に対応する場所ができていた。
3、脳とは堅い構造ではなくて、入ってくる情報に応じて臨機応変にダイナミックに進化しうる。たとえば事故で手を失ってしまった人の場合、失われた手に対応していた脳の部分は退化する。身近な例で、バイオリニストの脳を調べてみると、指に対応する脳の部分がよく発達している
4.脳だけ見るとイルカの脳はすごく高性能だが、イルカには手も指もない。たまたますごい脳を持っていたとしても、体がヒトほど優れていなかったために、イルカの脳は十分に使い込まれていない。
5.ヒトには手や指があって、ものを掴んだり、ものをつくったり、料理したり、演奏したりできる。さらに、ヒトの体のなかで重要なのは、優れた喉があって、声を出すことができる。虫でも音は出すけど、でも、ヒトの喉はもっと自在に音波を操る。言葉をしゃべる。自在に音程をコントロールできたり声量を変えたり、音質を変えたりできる。音の波長と振幅を自由に変えられる能力を持っている。だから、人間は喉に対応する大脳皮質の部分が、自然と広い表面積を占めている。
6.動物の特徴のひとつは体にある。脳は違う。腕をとってしまうと脳自体が変わってしまう。生まれ持った体や環境に応じて、脳は自己組織的に自分を作りあげていく。構造上はイルカの脳は人間以上のポテンシャルを秘めているが、宝の持ち腐れである。
7.人間も「宝の持ち腐れ」になっている。毛虫のように足がたくさんあっても、その程度の本数だったら人間の脳の容量があれば、6層構造の脳の潜在的な能力はものすごいから十分対応できる。
8.器用な手をいっぱい持っている動物はいる。イカは10本あるが脳は、人間に比べたら小さい。そんな脳でも10本の腕を完壁にコントロールしてるばかりでなく、吸盤まで操っている。数百もある吸盤を一個一個コントロールして、器用に口まで餌を運んだりできる。原始的な神経組織でもそのくらいのことはできる。



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池上湖心 プロフィール
○略歴
大東文化大卒、
在学中 上條信山に師事
書象会に所属、書象会理事
審査会々員
○作品展の開催
・主宰している「さざ波会」
 作品展を毎年8月開催
(於:稲毛ギャラリー)
・土曜会(グループ展)
 作品展を毎年10月開催
(於:銀座大黒屋)
○公募展の受賞、入選
・日展入選
・読売書法展(現在理事)
 読売奨励賞
 読売新聞社賞
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 春興賞の受賞:2回
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