2018年07月09日

1906年のサンフランシスコ地震がいい例である。新しいタイプの断層の動きや、これまでの地震予測では想定されていなかつた地震発生のメカニズムを解明した点で意義がある。

「アリストス・ジョージャウ著:スロースリップが巨大地震を呼ぶ、Newsweek57,2018.07.10」は参考になる。概要を自分なりに纏めると以下のようになる。
1.カリフォルニァ州を南北に走る巨大な断層、サンアンドレアス断層。その中央部分はこれまで、滑らかでゅっくりした動きを続けていると考えられ、エネルギーが放出され、北側部分や南側部分も含めた断層全体を崩壊させるような大きな地震は過去数十年、起きにくかった。
2.先頃アリゾナ州立大学(ASU)の研究者たちが科学誌ネイチャー・ジオサイエンス〔電子版)で発表した論文によれば、サンアンドレアス断層中部のプレートの動きはこれまで考えられていたほど滑らかなものではなかった。同断層は「ゆっくり地震」とか「スロースリップ」とも呼ばれる、引っ掛かっては滑る小さな動きを繰り返しており、数時間から数カ月かけてゆっくりとエネルギーを放隔している。
3.これらのゆっくり地震は人が気付かないほど弱い動きであるが、被害が出るような大きな地震の引き金.となる可能性もある。「じりじりとした持続的な小さな動きに見えるものは、実は加速と減速が組み合わさっている」と、論文の主著者であるASU地球宇田操査大学院のモスタファ・コシュマネシュは言う。
4.こうした動きは毎年、もしくは1年おきのべースで起きる傾向があり、通常は数カ月持続するという。動く幅は平均して年2.5cmほどだったが、時には10cmくらいのこともあった。また、短いタイムスバンで南部や北部の断層でも似たような動きがある。「ゆっくり地震により、断層中部の南側や北側の固着域へのストレスが強まつている」と、共著者であるASUのマヌーチェル・シルザエイ助教は言う断層の中央部分では大型地震はほとんど起きていないが、北部と南部では過去に何度も起きている。
5.
1906年のサンフランシスコ地震がいい例である。今回の研究は、新しいタイプの断層の動きや、これまでの地震予測では想定されていなかつた地震発生のメカニズムを解明した点で意義がある。「カリフォルニアで地震が発生する危険性はその時々で変化している」と、シルザエイは言う。この変化する危険性を正確に推定し、それを地震予知システムに取り入れることが必要不可欠である。
6.今後30年以内にカリフォルニア州北部および南部でマグニチュード7以上の地震が起きる確率は75%前後とされているが、今回の研究結果を加味すれば数字が変わる可能性もある。


yuji5327 at 06:35 
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工学博士、技術士(応用理学)、
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池上湖心 プロフィール
○略歴
大東文化大卒、
在学中 上條信山に師事
書象会に所属、書象会理事
審査会々員
○作品展の開催
・主宰している「さざ波会」
 作品展を毎年8月開催
(於:稲毛ギャラリー)
・土曜会(グループ展)
 作品展を毎年10月開催
(於:銀座大黒屋)
○公募展の受賞、入選
・日展入選
・読売書法展(現在理事)
 読売奨励賞
 読売新聞社賞
・謙慎展(現在理事)
 春興賞の受賞:2回
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・学生:月曜日
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