2019年04月08日

見た目はただのヘッドホンだが、内側にいくつもスパイクが付いていて、頭蓋を通して脳に電気パルスが伝わる。これを装着すれば50代のオジサンでも若者のように俊敏に動ける、


「ケビン・メイニー(本誌テクノロジーコラムニスト)著:脳を刺激し最高のプレー、Newsweek25, 2019.3.19」は興味深い。概要を自分なりに纏めると以下のようになる。
1. 見た目はただのヘッドホンだが、内側にいくつもスパイクが付いていて、スパイクの先端から頭蓋を通して脳に電気パルスが伝わる。開発に携わったシリコンバレーのベンチャー企業ヘイロー・ニューロサイエンスのダニエル・チャオCEOは説明する。これを装着すれば50代のオジサンでも若者のように俊敏に動ける、という。
2. スキーのアメリカ代表チームやメジャーリーグの球団、NFLのドラフト候補、カレッジフットボールの選手らが試して、効果を実感している。驚くべきデータもある。スキージャンプのチームによると、このデバイス「ヘイロー・スポーツ」を装着してトレーニングを行った選手たちは「ジャンプ力」が31%も向上。ヘイローなしで同じトレーニングを行った対照群は18%しか伸びなかった。どんな競技でもトップレベルになると選手の実力差はほんのわずか。メダルをつかめるか入賞で終わるか、ちょっとした違いが明暗を分ける。ヘイローを使うことでそのわずかな差を埋.められるなら、果たしてこれを使うことはフェアなのか、という疑問も生じる。既に「ニューロ〔脳}ドーピング」として待ったをかける動きもある。
3. 今春発売予定の改良版ヘイロー・スポーツ2の価格は399ドル、電気パルスによるパフォーマンスの改善はまだ研究段階にある技術で、うさくささも付きまとうが、チャオはヘイローをスマートフォンにおけるアップルのような消費者向けブランドにしたいと考えている。
4. 開発の基礎を成すのは、ここ十数年、神経科学の分野で盛んに研究されている経頭蓋電気刺激〔tES}と呼ばれる技術である。電気パルスは厳しいトレーニングと組み合わせることで初めて効果を発揮する。開発チームによると、電気パルスがニューロン〔神経細胞}の発火を促すため、競技のテクニックをより効率的に習得できるという。安全性はこれまでのデータで「問題なし」とされているが、使用に当たっては注意も必要である。
5. ヘイローを立ち上げる前に、チャオは仲間と共にてんかんの発作を抑える頭蓋内埋め込み型のデバイスを開発し、商品化に成功。ヘイローには著名なベンチャー投資家マーク・アンドリーセンらが資金を提供した。顧問には連邦通信委員会の元委員長リード・ハント、アップルが買収したヘッドホンメーカー、ビーツ・エレクトロニクスの元CEOスーザン・ペイリーが名を連ねている〔ヘイローの製品デザインには明らかにビーツのヘッドホンの影響がうかがわれる〕。
6. 競技能力の向上だけでも十分魅力的だが、ヘイローはもっと大きな可能性を秘めている。チャオは脳卒中後のリハビリ用デバイスとして販売するため、米食品医薬品局〔FDA}に認可を申請している。別のバージョンのヘイローを開発し、脳の別の部位にパルスを送れば、記憶力や情報処理能力がアップし、仕事や学業でのパフォーマンスの向上が期待できると、チャオは言う。これまでのテストでは加齢による認知能力の衰えを25歳分取り戻す効果が認められたこともある。
7. 新製品は発売後一定期間を経ると低価格化と小型化が進み、性能も良くなる。ヘイローかその後継機も近い将來100ドル程度まで下がり、携帯電話並みに普及して、世界中のユーザーをより強く、より賢くするかもしれない。親はぜひとも子供に買い与えたいだろうし、ウォール街のトレーダーやシリコンバレーのエンジニアなど競争の激しい職種の人たちはこの予のデバイスをア放せなくなる。
8. 自分も高齢音の仲問入りをしたら、鍵を置いた場所を忘れないように、そして今どきの若い者に負けないようにヘイローを頼りにする。チャオに促されて、恐る恐るヘッドホンに手を伸ばした。チャオはヘイローに頼らずとも明晰な脳の持ち主だ。カリフォルニア大学バークレー校で生化学を専攻。神経科学の修⊥号を取得した後、スタンフォードで医学の博十号を取った。
9. 医者になるつもりはなかったと言う。大学院を出た後は経営コンサルティング会社マッキンゼーで2、3年働き、ビジネスを学んだ。医療関連のベンチャーを立ち上げるためである。最初に設立した会社はニューロベース。医療用生体工学に詳しい技術者のブレット・ウィンガイアーと組んで難治性のてんかん患者を救うデバイスを開発した。
10.てんかんの発作は脳内の回路がショートすることで起きる。ニューロベースはその兆候を感知して発作を防ぐ超小型コンピューターである。価格は3万ドル前後で、頭蓋内に埋め込む手術も必要になる、13年にFDAが認可し、今も多くの患者がその恩恵を受けているが、チャオはそれだけでは満足せず、もっと手軽に使用でき、もっと多くの人に役立つデバイスを開発しようと考えた。




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池上湖心 プロフィール
○略歴
大東文化大卒、
在学中 上條信山に師事
書象会に所属、書象会理事
審査会々員
○作品展の開催
・主宰している「さざ波会」
 作品展を毎年8月開催
(於:稲毛ギャラリー)
・土曜会(グループ展)
 作品展を毎年10月開催
(於:銀座大黒屋)
○公募展の受賞、入選
・日展入選
・読売書法展(現在理事)
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