2019年06月17日

新しい天皇皇后両陛下は、象徴というお務めをどのように受け継がれていくのか。新しい時代とともに、象徴のお姿も変わっていくのかもしれない。

PRESIDENT (プレジデント) 2019年 7/5号 [雑誌]
PRESIDENT 編集部
プレジデント社
2019-06-14

「池上彰と増田ユリヤ著:これからの時代を語ろう、PRESIDENT、2019.6.3」は参考になる。概要を自分なりに纏めると以下のようになる。
1.5月1日から新しい時代「令和」がスタートした。憲法第一条に、「天皇は、日本国の象徴であり、日本国民統合の象徴」とある。上皇が天皇退位の意向を示した2016(平成28年)8月のビデオメッセージの冒頭で、「日本国憲法下で象徴と位置づけられた天皇の望ましい在り方を、日々模索しつつ過ごして来ました」とおっしゃったことが、強く印象に残っている。
2.戦後に作られた.平和憲法の下で、初めて即位された天皇である。1933(昭和8}年生まれの上皇も、ひとつ年下の美智子さまも、小学生.の頃に疎開をされ、終戦で帰ってきて焼け野原になった東京をご覧になった体験をお持ちである。そのご記憶を原点に、国民が願う平和な世の中と、その中で象徴とはどうあるべきか、お二人で考えていらっしゃった思われる。
3.憲法には、象徴とは何かという具体的なことは書かれていないから、新しい象徴天皇像をご自分たちで築いてこられた。国民の一番の望みは平和にあるというお考えに重きを置かれて、そのことを行動で表されたのが、戦地への慰霊の旅と被災地へのお見舞いだったと思われる。
4.戦後50年の節目となった95年に、長崎、広島、沖縄と、東京大空襲の犠牲者を祀る東京都慰霊堂を訪問されている。その前年には硫黄島を訪問されている。沖縄は、皇太子時代を含めて11回も訪れている。戦後60年の2005年には、サイパンに行かれた。多くの日本人が身を投げたバンザイクリフで、両陛下が並んで頭をお下げになった。
5.サイパンでは、予定になかった韓国平和記念塔も訪問されている。米軍との戦闘で、徴用工な1000人以上の朝鮮人が亡くなったので、慰霊碑がある。ここは、両陛下が望んで足を運ばれた。
6.戦後70年の15年には激戦地だったパラオのペリリュー島をお訪ねになり、その翌年はフィリピンだった。マニラでは日本側の慰霊碑より先に、フィリピン人の犠牲者を祀る「無名戦士の墓」に拝札された。この場所の訪問も、両陛下の希望だったそうである。国籍を問わず、すべての犠牲者を慰霊するという強いお気持ちが伝わる。
7.被災地へのお見.舞いは、91年の雲仙普賢岳の噴火が最初である。とにかく現地に行きたい、と希望なさったそうである。スーツにネクタイ姿でいらっしゃったが、避難所に着くと、こんな姿は相応しくないと判断して、スーツを脱いでネクタイを外し、ワイシャッを腕まくりされた。膝をついて被災者と話をされ。被災者と目線の高さを同じにされたお姿は、衝撃だった。被災者が座っている畳より低い体育館の床に、直接お膝をつかれた。8.抗議電話が殺到した。「なぜ、天皇陛ドにあんな格好をさせるのか」と。国民とともにあるというのは、困っている人たちや立場の弱い人たちにこそ寄り添うことだと、お考えと思われる。平成の問には、その後も阪神・淡路大震災、新潟県中越地震、東日本大震災と、大きな天災が相次いだ。そのたびに被災地の避難所を見舞われて、時間をかけてたくさんの被災者とお言粟を交わされるのは、当たり前の光景になった。しかもほとんど、日帰りである。被災地になるべく負担をかけたくない、というご配慮である。
9.東日本大震災のあと、電気を使わず、暖房も止めて、ろうそくを立てて過ごされた。宮内庁の職貝が「暖房をおつけになったほうがよろしいのでは」と申し上げたら、「寒かったら着込めばいいんです」とお答えになったとのこと。皇居のある千代田区には総理官邸や官庁もあるので、計画停電の対象地域ではなかったのに、計画停電が始まったら一定の時間帯は電気を使わないようにされていた。
10.被災地で電気もガスも使えずに困っている国民がたくさんいるのだから、ご自分たちも同じ思いを共有するというお考えだったと思われる。宮内庁の職員には守秘義務があるから、口外はしない。侍従長だった渡温允さんが定年退職して、対談したときに、お話ししてくれた。新しい天皇皇后両陛ドは、象徴というお務めをどのように受け継がれていくのか。あるいは、新しい時代とともに、象徴のお姿も変.わっていくのかもしれない。



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池上湖心 プロフィール
○略歴
大東文化大卒、
在学中 上條信山に師事
書象会に所属、書象会理事
審査会々員
○作品展の開催
・主宰している「さざ波会」
 作品展を毎年8月開催
(於:稲毛ギャラリー)
・土曜会(グループ展)
 作品展を毎年10月開催
(於:銀座大黒屋)
○公募展の受賞、入選
・日展入選
・読売書法展(現在理事)
 読売奨励賞
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