2019年06月29日

工場の中の機械をすべて無線でつなぐ。ロボットの動作制御や加工プログラムの転送などが可能になる。多品種少量生産の顧客が増えている。


森田宗一郎著、インタビュー森雅彦(森精機社長):5Gは製造業に追い風、工作機械が先陣を切る、週刊東洋経済、2019.5.25」は参考になる。概要を自分なりに纏めると以下のようになる。
1.日本の工場における5G活用は欧州と比べると出遅れ気味だが、「工場のプロ」ともいえるFA(ファクトリーオートメーション)を手がける企業は5Gの可能性をどう見ているかは、2015年に独企業と経営統合し、欧州の事情にも精通する工作機械の国内最大手・DMG森精機の森雅彦社長に聞いた。
2.製造現場における通信は、プログラムに対して0・1秒遅れるだけでも加工の失敗につながる。さらに1秒遅れてしまうと、ロボットと周囲の機械がぶつかる事故も起こりうる。通信状態の不安定なブルートゥースなどから5Gに通信技術が置き換われば、ロボットとカメラ、センサー間の通信無線化に追い風が吹く。また工場内は公道と違って自動運転も実現しやすい。機械の場所が決まっているので、従業員に発信器付きのウェアラブル端末を持たせれば無人搬送車は何にもぶつからない。
3.5Gを使えば2030年ごろには工場内の部品や材料の搬送業務が完全に自動化できる。従来は遅延性や機密上の観点からタブーとされてきた、工場の遠隔管理も部分的に可能となる。非常に面白い時代になってきた。
4.歴史的に最新技術の取り入れに積極的な、われわれ工作機械メーカーから始まるだろう。米インテルの高性能なCPU(中央演算処理装置)を初期に採用したのは、ファナック(工作機械の数値制御装置最大手)だった。
5.国内の顧客は5Gに関心がないわけではないが、今は目先の仕事をこなすだけで手いっぱいになっている。5Gを使ったスマート工場を普及させるためには、FA企業が便利さを顧客に伝えていくことも必要である。
6.5Gに対する懸念はセキュリティーである。工場の情報が外部に漏れるとまずい。遠隔操作などで機械を工場外のサーバーにつなげるようになると、ハッキングされたり、ウイルスを仕込まれて機械が暴走したりする可能性も出てくるので、対策が必要である。欧州の製造業は5G活用も含めた理念が日本より半歩先を行っており、こういったリスクも厳しく意識している。
7.通信キャリアの1社に「早く5Gの通信タワーを建ててくれ。私が金を出す」と猛烈にラブコールを送っている。製造拠点の三重県・伊賀事業所を5G工場の実験に使ってほしいと思っている。今年10月ごろには5Gでどれくらい速く、多くの情報を送ることができるのか検証したい。競合のヤマザキマザックやオークマあたりも同様に動き出すはずなので、それに負けないようにしたい。
8.実験では工場の中の機械をすべて無線でつなぐ予定である。それによってロボットの動作制御や加工プログラムの転送などが可能になる。実験に成功すれば、世界中の工場に導入していく。航空機や医療器具の関連メーカーをはじめ、製造業では多品種少量生産の顧客が増えている。技術要件を満たせれば、工場内にある機械の柔軟な配置換えができるようになり、大きなビジネスチャンスである。


yuji5327 at 06:40 
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池上湖心 プロフィール
○略歴
大東文化大卒、
在学中 上條信山に師事
書象会に所属、書象会理事
審査会々員
○作品展の開催
・主宰している「さざ波会」
 作品展を毎年8月開催
(於:稲毛ギャラリー)
・土曜会(グループ展)
 作品展を毎年10月開催
(於:銀座大黒屋)
○公募展の受賞、入選
・日展入選
・読売書法展(現在理事)
 読売奨励賞
 読売新聞社賞
・謙慎展(現在理事)
 春興賞の受賞:2回
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