2019年07月31日

テスラ株・債券の価格下落は、同社に対する懐疑論だけではなく、それ自体が警戒感を呼んでいる。


「Charley Grant著:テスラの生成と消滅、命運握るのは投資家、週刊ダイヤモンド、2019.6.27」は参考になる。概要を自分なりに纏めると以下のようになる。
1.電気自動車〔EV)メーカー、米テスラの株価が値上がりし、そして足元では売られているのは、同じ理由からである。テスラ車が電気に頼っているように、同社も投資家の信頼感に頼っている。テスラ株は24日の取引を2・4%安の190・83ドルで終了。今年に入ってハイテク株に対する地合いが総じて改善する中で、テスラ株は年初来およそ43%値下がりしている。
2.昨夏以降、約3兆2800億円の時価総額が吹き飛んだ。テスラ株は目下、過去5年のリターンがマイナスとなっており、雲行きはさらに怪しくなっている。米金融街のアナリスト2人は今週、最悪の場合、テスラ株が36ドル以下に下落する恐れがあるとの見方を示した。テスラの問題は「緊急警報」との声も上がる。こうした発言は過激だが、その理由を見つけることは難しくはない。
3.テスラは1ー3月期〔第1四半期)に9億ドル以ヒの現金を燃焼した。同社は年内、設備投資は引き上げながらも現金の消費を停止し、現金を創出し始めると説明している。問題の解決には多くのことがかかっている。テスラは5月に入り、24億ドルを調達したが、現在の燃焼ペースが続けば、テスラにはあと1年分の現金しか残っていない。
4.上場して10年弱のテスラは、これまで事業運営や設備投資に合計で約100億ドルを費やしてきた。四半期ベースで黒字化を果たしたのは4回だけ。3月末時点で、長期債保有者に100億ドル近くを借りているほか、さらにサプライヤーに対し32億ドルの支払いが残っている。この他、パナソニックとのバッテリー購入契約など、バランスシート上には表れない数十億ドル規模の返済義務がある。
5.テスラ株・債券の価格下落は、同祉に対する懐疑論を映しているだけではなく、負のフィードバックループのように、それ自体が警戒感を呼んでいる。テスラの事業モデルは、事業では生み出せない資金を喜んで提供してくれる投資家なしでは決して成長したなかった。ここで問題が出てくる。手頃な価格のEV大衆車製造は、巨額の資金を必要としており、テスラの資源は尽きつつある。テスラはまだ、低利益率の車両を生産するのに必要な「ジャストインタイム」物流を習得できておらず、車両を待機させておくことが損失に等しくなる。
6.テスラの生産台数は1〜3月期に、販売台数.を22%上回つており、年内は生産が納入を上回るとの見方を示している。デトロイトの米自動車メーカー大手は最近、在来のセダンでさえ、収益確保に苦慮している、高価格帯のEVセダンを製造するというテスラの方針は、ディーラーのサービスセンター網を回避できた。この戦略は収益を前倒しで押し上げるが、テスラは今、コストのかかる保証修理を背負うことになった。
7.在来の自動車メーカーにとって、サービスは「ドル箱」である。顧客をディーラーへと足を運ばせ、利益率の高い製品を買わせる機会を提供する。だが、テスラにとっては現金が吸い取られる「穴」である。テスラは1〜3月期にサービス事業(アフターサービス含む)で1億9000万ドル以上を失った。
8.イーロン・マスク最高経営責任者〔CEO)が2016年、テスラを使って、太陽光パネルメーカーのソーラーシティーを救済して以降、テスラはソーラーシティーの事業に数十億ドルをつぎ込み、債務も返済している。6月には1億8000万ドルの融資が返済期限を迎えるほか、11月には5億6600万ドルの債券が償還を迎える。いずれもソーラーシティーに関連するものである。
9.こうした財務状況を踏まえると、高水準の株価は不可欠である。ハイテク人材の獲得競争などに向け、テスラは「魅力的なマネー」を必要としている。株価の大幅な値上がりは、必要な際に投資家から現金を調達する一助にもなる。テスラは10年の上場以来、18年を除き毎年、株式か転換社債で資金を調達しており、調達額は合計120億ドル以上に達する。株価が値上がり基調にあるため、昨年までテスラに資金を投じていた投資家は満足していた。
10.株価の反転が継続すれば、将来的に損失を補てんするための資金調達は困難さを増すとともに、コストも上がる公算が大きい。自動車販売から利益を得られない限り、テスラは費用を手当てするために、新たな株式・債券投資家を必要としている。そのようなやをりを持続することは難しい。成長

yuji5327 at 06:44 
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池上湖心 プロフィール
○略歴
大東文化大卒、
在学中 上條信山に師事
書象会に所属、書象会理事
審査会々員
○作品展の開催
・主宰している「さざ波会」
 作品展を毎年8月開催
(於:稲毛ギャラリー)
・土曜会(グループ展)
 作品展を毎年10月開催
(於:銀座大黒屋)
○公募展の受賞、入選
・日展入選
・読売書法展(現在理事)
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