2019年08月31日

「個人中心」「自己表現」「相手への共感」の3つに気を付ければ、ネットワーキングがあなたにとって実りのあるものとなる。


「校條浩著:シリコンバレーの流儀、ネットワーキングの3つの要諦、週刊ダイヤモンド、2019.7.13」は参考になる。概要を自分なりに纏めると以下のようになる。
1.最近、近日本企業の間で、異業最種の企業がぶつかり、掛け合わせるオープンイノベーションが必要だと盛んにいわれるようになった。だがここで強調しておきたいのは、実際にぶつかり合うのは、企業ではなく、生身の人間同士だということである。しかし、異文化で働いてきた人たちが集って、1つの目標へ向けてプロジェクトを成功させるのは意外に難しい。そこでまずは、オープンな交流であるネットワーキングで、他流試合をすることを勧める。
2.残念ながら、日本人のネットワーキングは上手とはいえない。終身雇用で同じ企業に長く勤める人が多いからか、単一の価値観や文化に凝り固まってしまう。自分は30年ほど前に日本からシリコンバレーに移ってきた。生き馬の目を抜くこの地でよそ者が生きていくためには、ネットワーキングで現地の人と交流し、人脈を広げることが最初の関門だった。そこで、実地で学んだ自分なりのこつは以下の通りである。
3.ネットワーキングの要諦は、「個人中心」「自己表現」「相手への共感」の3つに集約される。ネットワーキングは、会社が命令して集まるものではなく、それぞれ興味も目的も違う人たちが、「何か」を求めてお互いを知り合う活動である。自分が何に興味があるのかさえ分かっていないこともある。そのような人たちが、自分を語り、相手を知ることで「何か」のヒントを得る人間くさい営みである。
4.日本人はネットワーキングの場で、「私は○○株式会社xx課のAです」と名刺交換する人がほとんどである。これでは、相手からすると、その会社の特定の事業に現時点で興味がない限り、話は広がらず、名刺交換をするだけで終わってしまう。自分は何に情熱を持っていて、何をしているのかという個人中心の考えがあって初めて会話が始まる。あなたは「xx課のA」ではなく、一人の人間であることを語らなければならない。
5.会社や肩書に依存する人は実に多い。以前、ある大手日本企業に勤める部長から、転職のあっせんを頼まれたことがある。その企業の主力製品の特許を持つ、有能なエンジニアだった。しかし、その部長の履歴書は、時系列で係長、課長、部長に昇進した時期と部署がずらりと並んでいるだけだった。その人の考え方や仕事に対する情熱、能力、興味など個人としてのストーリーがまったく見えてこない。あっせんを丁重にお断りした。
6.180度反対の例もある。ある大手日本企業を定年退職したB氏は、担当していた事業分野でのコンサルタントとして、現役時代以上に忙しく走り回っている。業界の多くの企業がクライアントになっているという。そんなB氏に話を聞いてみると、こんな秘密を明かしてくれた。B氏は現役時代から、「私は◎◎会社で△△を担当するBです」ではなく、「私は、△△を専門領域とし、◎◎会社を担当するBです」と自己紹介していたという。個人の周りに会社がくっついているというイメージである。だから現役を引退した後でも、引き続き業界の人たちとつながりが切れることなく、コンサルタントとして活躍できている。
7.会社ではなく、個人中心の発想に変えるためには、まず名刺を捨ててみる、ネットワーキングの場にあえて名刺を持たずに参加すれば、「課長」ではない本当の自分に向き合うよいきつかけとなる。2つ目は「自己表現」である。これを鍛えるためには、自分自身の「エレベーターピッチ」を作る。エレベータービッチとは、「エレベーターで経営者や投資家とたまたま一緒になったときに、エレベーターから降りるまでの問にいかに自分の提案を理解してもらえるか」というものである。短い時間で自分を知ってもらうには、余計なことはそぎ落とし、本当に大事なことだけを表現しなければならない。
8.自分の自己紹介は、「自分は日本では技術者だったが、もっとイノベーションを追求するために、BCG(米
系の経営コンサルティング会社、ボストン・コンサルティング・グループ)で経営を学んだ後にシリコンバレーに移ってきた。シリコンバレーの技術系ベンチャー企業と日本の大企業をつなぎたい」である。BCGを語ったのは、米国のビジネスマンなら誰でも知っているから細かい説明が要らないと考えた。ここで大事なのは、自信を持って明確に語ることである。まだ確証がない仮説でも構わず、自分の立ち位置をしっかりと表明すること。そうすれば、相手の頭の中にあなたの場所が確保され、そこを起点に会話が紡ぎ出される。
9.3つ目は、「相手への共感」である。共感するには、相手への興味、好奇心が必要である。よくネットワーキングの場で、自分のことばかり話している人がいるが、それでは相手からの示唆は得られないし、人の輪も広がらない。相手に興味を持つのが苦手なら、とにかく相手のことについて質問する。質問していくうちに、相手の興味が分かるようになり、場合によっては問題意識を共有できる。そのときに、自分にできることはないかと考える。それが相手にとって有益な情報かもしれないし、人の紹介につながることもある。これを続けていると、頭の中に仕事や社会生活、人脈などの引き出しが増え、それにより相手への共感が高まり、それによりまた引き出しが増えるという好循環となる。
10.向こうから話し掛けられることも増えてくる。ここまでくると、人と会うのが楽しくなる。「個人中心」「自己表現」「相手への共感」の3つに気を付ければ、ネットワーキングがあなたにとって実りのあるものとなる。そうすれば、自然にオープンイノベーションの現場で頼りにされる人物になる。


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工学博士、技術士(応用理学)、
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池上湖心 プロフィール
○略歴
大東文化大卒、
在学中 上條信山に師事
書象会に所属、書象会理事
審査会々員
○作品展の開催
・主宰している「さざ波会」
 作品展を毎年8月開催
(於:稲毛ギャラリー)
・土曜会(グループ展)
 作品展を毎年10月開催
(於:銀座大黒屋)
○公募展の受賞、入選
・日展入選
・読売書法展(現在理事)
 読売奨励賞
 読売新聞社賞
・謙慎展(現在理事)
 春興賞の受賞:2回
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