2019年09月29日

「優越的地位の乱用」とは、収集したデータの使い回しである。GAFAについては米国内でも問題視されている。

2019/8/2付けの大前研一さんの ニュースの視点(発行部数 160,770部)は「個人情報保護/東京電力HD」〜現代における「優越的地位の乱用」は何か」と題する記事である。概要を自分なりに纏めると以下のようになる。
1.IT大手による個人データの不適切な収集・利用を防ぐため、公正取引委員会が検討している規制の指針案が先月16日、明らかになった。これは、サイトでの購買履歴や位置情報を含め、個人データを同意なく利用した場合、独占禁止法が禁じる「優越的地位の乱用」にあたると規定するもので、公正取引委員会は8月にも指針案を公表し年内にも実施する方針である。
2.現代における「優越的地位の乱用」は何かと言えば、収集したデータの勝手な使い回しである。GAFAについては米国内でも問題視されているが、データを結びつけ、それを活用してポイントマーケティングを仕掛けていくのは、とんでもない個人情報の侵犯である。今現在においては、法律がずさん過ぎて対応できていない。もっとルールを明確にし、必要に応じて「反トラスト法」「独占禁止法」「個人情報保護法」などで、本格的に法律で縛るべきである。
3.同様に、法律が対応しきれていない問題の1つであるハッキング行為についても、この機会に法律で厳密に規制することを検討するべきである。専門家の中には、ハッカーにやられたと認識している企業とハッキングされているのに認識していない企業しかない、と話す人もいるほど、多くの企業がハッキングを受けている。個人情報の取扱いとともに、大きな犯罪でもあるハッキングについても厳罰化するなど、まとめて法案を作って欲しい。
4.東京電力ホールディングスは先月24日、福島第二原子力発電所の廃炉を近く決定すると正式に表明した。また、この原発にある使用済み核燃料を保管する貯蔵施設を敷地内に設置する考えも表明。原発事故を起こした福島第一以外で東電が廃炉を決めるのは初めてで、今後一般的な廃炉と同様に1基あたり30年程度の工程で作業をすすめることになる。
5.福島第二原発は機能的には問題ないから、使おうと思えば明日からでも稼働させることができる。しかし、福島県民の感情を考えれば、福島県知事が承諾する可能性はない。そのようなことは、東日本大震災直後からわかりきっていた。他にやるべきことが山積みで遅くなったとはいえ、今になってしまった東電の決定は遅い。廃炉が決まれば、今後は燃料を取り出し解体し、何もなかったように更地に戻す。そこまでに約30〜40年の時間と、2000〜3000億円の費用がかかる。それが4基あるから、お金は全く足りない。最近、東電は柏崎刈羽原子力発電所の6号機と7号機を何とか稼働させたい。
6.万一に備えて「テロリストに襲われても冷却できるように」という設備強化を迫られ、安全対策費として
約1兆1690億円もかかるとする新たな試算を出している。1基当たり約5500億円となると、新しい原子炉を作るのと変わらない費用である。
7.今、中国ではウェスチングハウス社製の加圧水型原子炉「AP1000」を何十基も建設中である。この新型はどんなことがあっても、最後まで冷却可能な設計になっている。1基5500億円あれば、中国と同じ新しい原子炉を作ったほうが安く上がる。
8.安全対策費だけで総額1兆円超えというのは、常識外の金額です。このような事態を招いてしまったのは、
国民の不安・心配という感情があるため、原子力規制委員会も厳しすぎるとも言える基準を設けている。例えば、対処すべきテロリスト攻撃も定義があいまいなまま、最後には「9.11のように飛行機が突撃してきたらどうするのか?」というレベルまで対応することになり、その結果、あり得ないほどの金額に膨らんだ。
9.今の状況では、日本で原子炉を再稼働させるのはもはや「経済的に」難しい。原子炉を稼働させられるなら、そうするべきである。原子炉を稼働させるメリットは無視できない。国民が感情的に反対する気持ちもよくわかる。これは政府が福島第一原発事故で何が起きたのか、という真実を国民に真正面から説明していないからである。
10.地元、当事者、政府の3者間でどのような役割を果たし、どのような組織を作れば良いのかは、政府には担当組織を作るのがとい。それすら担当者が変わり、今でも実現していないし、その他のことも何1つ形になっていない。福島原発事故と同じような状況になったら、また混乱に陥るだけである。基本的に原発賛成だが、今の政府を見ていると彼らに任せるのは不安である。政府が今のままならやめたほうが良い。


yuji5327 at 06:32 
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工学博士、技術士(応用理学)、
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池上湖心 プロフィール
○略歴
大東文化大卒、
在学中 上條信山に師事
書象会に所属、書象会理事
審査会々員
○作品展の開催
・主宰している「さざ波会」
 作品展を毎年8月開催
(於:稲毛ギャラリー)
・土曜会(グループ展)
 作品展を毎年10月開催
(於:銀座大黒屋)
○公募展の受賞、入選
・日展入選
・読売書法展(現在理事)
 読売奨励賞
 読売新聞社賞
・謙慎展(現在理事)
 春興賞の受賞:2回
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