2019年10月15日

心房細動は病気というより、一種の老化現象なので、いったん出始めると完全には元には戻りにくく、薬も効きにくい。ある程度改善するものである。、

「国立循環器病研究センター著:心房細動、WEB」は参考になる。概要を自分なりに纏めると以下のようになる。
1.心房細動は、時々心房細動が出現する「発作性心房細動」と、心房細動の状態がずっと続く「持続性(慢性)心房細動」に分けられる。心房細動によく似た不整脈に心房粗動があるが、心房粗動では心房の中で一定の回路を通って規則的な電気の旋回が起こっている。
2.心房細動は70歳を超えると、病気のあるなしに関係なく1割から1.5割の人に現れてくる不整脈で、原因は心房の筋肉の一種の老化現象である。若い人にも出ることがあり、多くは体質的な理由で起こり、高血圧、肺疾患、甲状腺機能亢進症、弁膜症、心臓の手術後では、より生じやすくなる。
3、心房細動自体は、危険な、命にかかわるような不整脈ではなく、元に心臓病がない場合は、心房細動のために寿命が短くなるというものでもない。心房細動があっても3分の1近くの人は自覚症状がないため、まったく正常な生活を送っている。
4.心房細動の治療は、原因となる病気がある場合はそちらの治療をまず行う。原因疾患がなく、かつ症状もない時は治療が必要でないことが多いが、動悸などの症状がある場合は治療が必要である。特に心房細動では、運動をしたり精神的に興奮したりすると一時的に房室結節の調節が利かなくなって、急に脈拍数が増加して息切れやめまいなどの症状が出ることがある。また発作性心房細動では発作開始初期に血圧が下がって意識を失うこともある。そのような場合、脈拍数をコントロールする薬剤や、発作自体を起こしにくくする薬剤が使われます。
5.心房細動が長く続き、そのため一時的に心臓の機能が低下したり、症状が強く出たりする場合は電気ショックで正常のリズムに戻すことがある。ただ発作性の心房細動では、このような治療を行っても発作回数が減らずに増えていく人がいる。この場合、病気が悪くなっているのではないか、慢性の心房細動に移行するのではないかと悲観する人がいるが、その必要はまったくない。
6.心房細動は病気というより、一種の老化現象なので、いったん出始めると完全には元には戻りにくく、薬も効きにくい。だから抗不整脈薬の多くは頻度を減らし、症状をある程度改善するものと考えてよい。心房細動を完全になくそうとすると、多種多量の抗不整脈薬が必要になる可能性がある。その場合むしろ薬剤の副作用の方が心配である。仮に薬が効かなくて発作を予防できなくても、たいていの場合はそれで心不全が起こってきたり、余病を併発したり、命が短くなるわけではない。
7.心房細動の症状は、心房細動を完全に予防しなくても、その時の脈拍数をコントロールすることで、かなり改善する。また発作性心房細動よりも、むしろ慢性の心房細動になった方が、体がその状態に慣れてきて、症状は楽になることが多い。
8.心房細動時には心房が細かく動くだけで、十分な収縮ができませんので、そこで血液がよどみ、血栓ができ、それが頭や手に飛んでいって血管が詰まる(脳であれば脳梗塞になる)ことがある。そのため最近では心房細動に対しては、脳梗塞を予防する目的で、血液を固まりにくくする薬剤(ワーファリンなどの抗凝固薬)が使用されるようになっている。
9.脳梗塞は心房細動を持つ人のすべてに起こるのではない。これは心房細動が48時間以上続くような人の中のごく一部に起こるにすぎず、特に心臓病や高血圧、糖尿病を持たず、家系にも脳梗塞の人がいない場合は、たとえ心房細動があっても、脳梗塞の発症率は正常人と変わらない。
10.適切な量のワーファリンを服用していれば、どのようなタイプの心房細動であっても、脳梗塞を予防できるし、大出血を起こすこともない。ワーファリン服用中であっても手術は可能だし、仮に出血しても、押さえてやれば、ちゃんと血は止まる。心房細動があるから脳梗塞になるのではないか、ワーファリンを飲んでいるので、出血するのではないかと、むやみに神経質になる必要はない。


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池上湖心 プロフィール
○略歴
大東文化大卒、
在学中 上條信山に師事
書象会に所属、書象会理事
審査会々員
○作品展の開催
・主宰している「さざ波会」
 作品展を毎年8月開催
(於:稲毛ギャラリー)
・土曜会(グループ展)
 作品展を毎年10月開催
(於:銀座大黒屋)
○公募展の受賞、入選
・日展入選
・読売書法展(現在理事)
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 春興賞の受賞:2回
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