2019年11月28日

いまの若者は「占領」という言葉を知らない。イスラエルの若者は、歴史を知らず、自分たちがこの地を占領したという意識すらもっていない。

PRESIDENT (プレジデント) 2019年 11/29号 [雑誌]
PRESIDENT 編集部
プレジデント社
2019-11-08

「池上彰と増田ユリヤ著:アラブ人との共生−イスラエル、 PRESIDENT、 2019.11.1」は参考になる。概要を自分なりに纏めると以下のようになる。
1.9月17日、イスラエルで。やり直し総選挙が行われた。今年4月の紹選挙で、ネタニヤフ首相率いる右派の与党「リクード」は36議席を獲得〔定数は120)。勝利を宣言したものの他党との連立交渉に失敗して組閣ができず、イスラエル史上初の再選挙となっていた。
2.今回もまた、リクード、中道の野党「青と白」共に過半数を得られなかった。25日、リブリン大統領はネタニヤフ首相に組閣を要請したが、「青と白」との連立協護は難航必至である。再び決裂した場合には、3回目の選挙となる可能性も指摘されている。
3.混乱が続いているが、イスラエルは中東で唯一の民主主義国である。自由な選挙で国民が代表を選べる国は、ここだけである。中東は独裁の国が多く、王様もいる。ネタニヤフ首相には、収賄の容疑.かかけられている。検察は、起訴する方針をすでに決めている。現職の首相の起訴である。
4.民主主義が機能している。それぞれの方法でパレスチナ人〔アラブ人〕との共生を図るイスラエル人(ユダヤ人)もいる。他国の土地を占領した自国の歴史を重く受け止め、一緒に平和に暮らせるならそれに越したことはないと考えて、自分たちにできることをやっている。例えば、60代半ば元イスラエル軍兵士は、1967年の6日間戦争に従軍して、子どもに銃口を向けてしまった人である。
5.第三次中東戦争で、勝利したイスラエルは、シナイ半島やガザ地区、ゴラン高原、ヨルダン川西岸を占領した。その経験が、彼の一生の重荷になっている。いまは、ヨルダン川西岸のパレスチナ自治区で、重い障がいがあったり、がんと診断された子どもたちを、イスラエル側の病院へ送り迎えするボランティアに加わっている。
6.毎日何時に、自治区のどこのゲートへ誰が行くのか、一覧表にしてある。子どもたちを.ピックアップして連れていく先は、難民や困った人たちを助けるために建てられたという歴史のある病院である。診祭が終わると、またゲートまで送っていく。パレスチナ自治区は貧しいし、満足な医療施設がないから。子どもたちをバスに乗せて、遠足に連れていくこともある。あるとき、自分が病院への送迎を担当して、手術もうまくいって元気になったはずの子が、遠足に来なかったことがあった。後からわかったのは、治ったと思った矢先に容体が急変して亡くなったそうである。
7.かつて子どもに銃口を向けたこの人は、「親しい子が亡くなることが、あれほどショックだとは思わなかった」と言っていた。イスラエル人にもパレスチナ人にも、テロで子どもを殺された人がいる。その人たちが、一緒になって、わが子を亡くすとはどういうことか語り合っている。向こう側にいる男性2人は,それぞれにお子さんを亡くしたイスラエル人とパレスチナ人です。敵同士なのに。同じ痛みを知っているので、憎み合うのではなく、こんな悲しいことを続けてはいけない、と呼びかけている。
8.ヘブライ大学の先生で、イスラエル人とパレスチナ人の共生を研究している女性からも、お話を聞いた。この先生の危機感は、いまの若者が「占領」という言葉を知らないことである。イスラエルの若者は、歴史を知らず、自分たちがこの地を占領したという意識すらもっていないということである。
9.あるイスラエル人は、「イスラエルの国民は、第二次大戦後、悲願たった自分たちの国をもつことができた。だから、ここを死守するためなら何でもやる。テロを起こすパレスチナの人に対しては非常に恐怖心がある。過剰反応というか、何かいざこざがあったら皆殺しにしなきゃいけないという精神状態である。
10.ホロコーストのトラゥマで、.イスラエルには「世界から同情されながら滅びるより.、世界中から憎まれても生.き延びる道を選ぶ」という考え方がある。そういうやり方でいいのかと考える人たちも出てきた。ユダヤ人入植地にある製菓場では、ユダヤ人、アラブ人問わず、様々な国から来た人たちが一締に働いていた。工場での活動に対しては反発の声もあり、民族共生.の難しさを感じる。トランプ政権が後押しするせいで、ネタニヤフ首相は国際公約を無視して、パレスチナ自治区にユダヤ人の居住区域を広める入植活動を積極的に展開している。政府の政策と人々の願いには温度差がある。


yuji5327 at 06:58 
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池上湖心 プロフィール
○略歴
大東文化大卒、
在学中 上條信山に師事
書象会に所属、書象会理事
審査会々員
○作品展の開催
・主宰している「さざ波会」
 作品展を毎年8月開催
(於:稲毛ギャラリー)
・土曜会(グループ展)
 作品展を毎年10月開催
(於:銀座大黒屋)
○公募展の受賞、入選
・日展入選
・読売書法展(現在理事)
 読売奨励賞
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