2020年01月15日

再エネは遠くない将来、最もコストが低い電源になる。これを操るプレーヤーがビジネスの勝者になる。


「岡田広行(本誌)著:脱炭素化を前進させる切り札 勃興する再エネ新ビジネス、週刊東洋経済2019.12.7 」は参考になる。概要を自分なりに纏めると以下のようになる。
1.太陽光や風力など再生可能エネルギーからつくられた電力を単に売るのではなく、「産地が見える」など、新たな価値を伴った形で取引できないか。そんなユニークな発想を持つ企業による次世代型の電力ビジネスが次々と生まれている。
2.「天候によって発電量が左右されるなど、安定性を欠く再エネは.廿えん坊の末っ子"に例えられてきた。その再エネは遠くない将来、最もコストが低い電源になる。これをうまく操ることができたプレーヤーがビジネスの勝者になる」と、デジタル技術を用いた電力取引に詳しい東京大学大学院の田中謙司准教授は、電力ビジネスの未来をこう予測する。3.陸奥湾に臨む青森県横浜町で9月5日、同町と神奈川県横浜市の連携協定に基づく再エネ電力受給開始の記念式典が開催された。人口4500人弱の横浜町で稼働している風力発電施設でつくられた電力を、人口約370万人の大都市である横浜市内の企業などに供給することが決まった。
4.横浜港に浮かぶ博物館船の氷川丸、市内の銀行や学校の建物、地場の印刷会社など横浜市内6カ所に、「横浜つながり」(野坂充・横浜町長)で。横浜町産の電力が送られ始めた。全国各地の発電所でつくられた電力は大手電力会社の送電線を通じて、家庭や企業に届けられている。規制緩和で「水力発電の電力100%」など特別な料金.メニューが登場しているが、一般の電気料金.メニューにどこでつくられた電力であるかは明示されていない。
5.これに対し、今回の連携協定に基づく電力はブロックチェーン(分散型台帳)技術を用いることで「産地」が明示される。それだけでなく、いつどれだけの電力がどのユーザーに届けられたかが詳細にわかるようにもなっている。このユニークな電力取引の仕組みを構築したのが、みんな電力だ。新電力会社の同社は創設以来、電力の生産者とつながる「顔の見える電力」を標榜。長野県内の小規模水力発電施設でつくられた電気を東京都世田谷区内の保育園に販売するなど、発電事業者とユーザーを個別に結び付ける取り組みを続けてきた。
6.2018年にはブロックチェーンを用いた新たな電力取引の仕組みを構築。大手百貨店の丸井グループやアウトドア用品のパタゴニアなど、地域貢献や環境価値を重視する企業に続いて、前述の横浜市内の企業が今回、取引に参加した。横浜市内の企業がみんな電力から電力を購入する場合、購入先として横浜町内の風力発電会社を指定する。そして、CO2排出ゼロの環境価値を証明した「非化石証書」の購入費用や、お礼に相当する「プレミアム」を上乗せした電気料金.を支払う。
7.発電会社には横浜町も出資しており、風力発電の電力が売れると、町の財政にも寄与する。横浜市は50年を目標年とした脱炭素社会実現のビジョン「ゼロカーボン横浜」を昨年10月に策定。今回の連携協定の締結には、それを実現するうえで企業の再エネ電力調達を後押しする狙いがある。
8.電力売買の新形態として、電力とは異なるやり方で再エネ電力の取引システムを構築したのが、東京大学発ベンチャー企業のデジタルグリッドである。豊田祐介社長は、東大特任教授を務めた阿部力也氏の研究室出身で、阿部氏とともに創業した。発電事業者と電力のユーザーを個別に結び付ける新たな電力取引のプラットフォームを構築し、20年2月から取引を開始する。
9.デジタルグリッドの取引システムも最終需要家から電力の産地が見えるが、ユニークなのは株式のように電力を売買できる点である。電力の売り手と買い手がそれぞれ希望する価格や量を提示し、一致するまでやり取りを続ける。電力の販売に必要な小売電気事業者の登録資格をデジタルグリッドが取得し、「計画値同時同量」と呼ばれる、需給を一致させる業務を一手に担う。
10.その一方、売買に参加する企業はデジタルグリッドと「取次店契約」を締結することで、電気事業法の規制をクリアする。「電力取引の専門資格やシステム投資なしで取引ができ、電力取引のプレーヤーを増やすことができる」。
11.想定する取引参加企業の顔ぶれは多彩である。これまで大手電力会社に安い価格で電力を買い取られていた、家庭ゴミを燃料とする発電所がその一例である。太陽電池メーカーも電力の売り手になる。従来はユーザーにパネルを販売するだけのビジネスだったが、ユーザーが設置したパネルで発電した電力のうち、ユーザーが使い切れなかった分をデジタルグリッドの取引プラットフォームを介して別のユーザーに販売することができる。



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池上湖心 プロフィール
○略歴
大東文化大卒、
在学中 上條信山に師事
書象会に所属、書象会理事
審査会々員
○作品展の開催
・主宰している「さざ波会」
 作品展を毎年8月開催
(於:稲毛ギャラリー)
・土曜会(グループ展)
 作品展を毎年10月開催
(於:銀座大黒屋)
○公募展の受賞、入選
・日展入選
・読売書法展(現在理事)
 読売奨励賞
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