2020年01月17日

官僚不在、対中冷戦に影」と題する記事を掲載した。政権交代に影響されない官僚が舞台裏にいなければ、米国がかつての米ソ冷戦を制することはできなかった。

2019/12/13付けの 大前研一さんの「 ニュースの視点」(発行部数 160,019部)は「米中関係/米トランプ政権 〜官僚組織を破壊したトランプ大統領」と題する記事である。概要を自分なりに纏めると以下のようになる。
1.米トランプ大統領は3日、中国との貿易協議を巡る合意について「2020年の選挙後まで待つという考え方を気に入っている」と語った。中国経済への打撃となりうる協議の長期化をちらつかせる一方で、トランプ氏は「中国は合意を望んでいる。合意が適切かどうか見てみよう」とも述べ、中国の出方を伺う姿勢を示した。
2.「大統領選後まで待つなら、トランプは無関係」と思うが、このやり方はまさにトランプ流である。関税の引き上げをちらつかせつつ、中国に妥協を強いている。しかし、次に関税引き上げの対象となるのは携帯電話等であり、上手く事が運ぶかわからない。だから、選挙に影響があると思われる今のうちに農産物を中国にたくさん買わせておきたい、という下心が丸見えである。
3.中国はすでにトランプ大統領の「次」を見据えているから、このようなトランプ大統領のやり方に怯むことはない。ほとんど意味がない米中貿易戦争の結果、ビジネスウィーク誌は「マレーシアのペナンが貿易戦争の勝ち組になっている」という趣旨の記事を掲載している。
4.ペナン島はマレーシアの中でいち早く電子工業が勃興した場所である。米国から締め付けられた結果、中国企業がペナンに移ってきたり、あるいはペナンの企業を経由して中国から米国へ輸出するという迂回輸出が可能になっているす。トランプ大統領が意味のない貿易戦争を繰り広げる中、ペナンが貿易戦争の勝ち組になりつつあるという皮肉な展開になっている。
5.フィナンシャル・タイムズは2日、「官僚不在、対中冷戦に影」と題する記事を掲載した。政権交代に影響されない官僚が舞台裏にいなければ、米国がかつての米ソ冷戦を制することはできなかったと指摘。米国が中国と覇権を競うなら、彼らが再び必要になるものの、トランプ政権下では官僚ポストの空席や離職が相次いでおり、こうした事態は予測もつかないほどの悪影響を米国に長期的に及ぼす。これは、ジャナン・ガネシュ氏の論文で非常に優れた内容である。
6.突然理不尽にクビにされるなど、米国の官僚はトランプ大統領に嫌気が差して自ら辞める人も増えている。トランプ大統領は官僚を使いこなすことができず、この数年で米国の官僚組織を破壊してしまった。
7.米ソ冷戦時代、米国を勝利に導いた一因は、官僚組織によるソ連の分析だったが、今はもう頼ることができない状態である。そして、トランプ大統領の「勘」だけで闇雲にパンチを繰り出しているのが、今の米国である。これは政府機能の低下であり、長期的には米国を破壊したとも言える。米中冷戦を考えたとき、このような状況では長期的に戦っていくことは難しい、とジャナン・ガネシュ氏は指摘している。



yuji5327 at 06:37 
共通テーマ 
池上技術士事務所の紹介
261-0012
千葉市美浜区
磯辺6丁目1-8-204

池上技術士事務所(代表:池上雄二)の事業内容
以下のテーマの技術コンサルタント
1.公害問題、生活環境、地球環境
2.省エネ・新エネ機器導入
のテーマについて、
・技術コンサルタント
・調査報告書の作成
・アンケート調査・分析
・技術翻訳、特許調査
を承ります。
有償、無償を問わず
お気軽に下記にメールをください。
ke8y-ikgm@asahi-net.or.jp

工学博士、技術士(応用理学)、
公害防止主任管理者、
騒音防止管理者の資格で
お役に立ちたいと思います。

池上湖心 プロフィール
○略歴
大東文化大卒、
在学中 上條信山に師事
書象会に所属、書象会理事
審査会々員
○作品展の開催
・主宰している「さざ波会」
 作品展を毎年8月開催
(於:稲毛ギャラリー)
・土曜会(グループ展)
 作品展を毎年10月開催
(於:銀座大黒屋)
○公募展の受賞、入選
・日展入選
・読売書法展(現在理事)
 読売奨励賞
 読売新聞社賞
・謙慎展(現在理事)
 春興賞の受賞:2回
○書道教室
・学生:月曜日
・一般:火曜日、水曜日





地域別アクセス

ジオターゲティング

ジオターゲティング
livedoor プロフィール

yuji5327

アクセスカウンター
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

QRコード
QRコード