2020年05月19日

専門家会議のメンバーの話では、検査数が伸びなかった理由が出てくるが、どうすればいいのか?という、具体的な提言は示されていない。

2020/5/15付けの大前研一さんの ニュースの視点(発行部数 158,555部)は「大阪府/外出規制/PCR検査〜PCR検査の対応が遅れる日本がとるべき戦略」と題する記事である。概要を自分なりに纏めると以下のようになる。
1.大阪府は5日、政府が緊急事態宣言を5月末まで延長したのを踏まえ、独自の解除基準となる「大阪モデル」を発表した。これは感染経路不明の新規感染者の増加比など、4つの指標が7日間一定水準を下回った場合、自粛を解除するものである。一方、国が解除基準を示さないとして吉村知事が批判したことについて、西村経済再生担当大臣は6日、「仕組みを勘違いしている。解除は知事の権限」と述べ、不快感を示した。
2.今回の西村経済再生担当大臣と吉村知事の言い争いは、吉村知事の圧勝である。西村氏は「すでに仲直りしていて、2人は仲が良い」などと言っているが、その態度すらみっともない。本来なら、吉村知事が提示したような指標について、良い事例として紹介する、といった動きをとるべきである。あるいは、吉村知事が提示した4つの条件に問題があるのなら、それを堂々と指摘するべきである。
3.吉村知事は、西村氏に指摘を受けた点について素直に謝罪し、その上で国として出口戦略を示してほしいと意見を述べている。明らかに西村氏よりも上手な対応である。今回の件で、西村氏および政府が名声を下げ、吉村知事のそれは向上したはずである。
4.大阪の吉村知事以外でも、千葉の熊谷市長、北海道の鈴木知事など、地方自治体の方がうまくリーダーシップを発揮したケースが見受けられる。東京都の小池知事は、当初、国に緊急事態宣言を迫るなど積極的な動きを見せていたが、今になっても、自粛解除の明確な基準を示せず、その他の具体的な対応策も提示できていない。
5.日経新聞は2日、「外出自粛の緩和、カギは」と題する記事を掲載した。政府の専門家会議が1日、外出自粛を緩和するにはPCR検査の迅速な実施が必要との見方を示したと紹介している。日本は諸外国と比べて検査の実施件数が少なく、新規感染者数の正確な把握が難しいためで、ICU(集中治療室)など医療体制の整備も急務としている。
6.PCR検査を受ける相談や受診の目安とされてきた「37.5度以上の発熱が4日以上」
などの条件が撤回された。これについて加藤厚生労働大臣は「目安が一つの基準のように捉えられた。我々から見れば誤解」などと述べ、世間からのひんしゅくを買っている。
PCR検査数が少ないのは、日本の縦割り行政の問題であって、そこを素直に認めるべきである。韓国やドイツ並みに検査数を増やせなかったのは、政府の責任である。
7.安倍首相としては寝ずに解決にあたっても良いほど重大な問題である。日本は検査をするための機器開発もできているから、できなかったという言い訳は通用しない。この問題について安倍首相はどう考えているか。そのために何をやってきたのかということも、全く見えてこない。
8.政府の専門家会議は4日、国内のPCR検査の数が国際的に少ない要因は、新たな感染症に対応する検査体制が整わなかったためとする分析結果を公表し、対応の遅れを認めた。専門家会議のメンバーの話を聞いていても、あれこれと検査数が伸びなかった理由が出てくるが、「ではどうすればいいのか?」という具体的な提言は全く示されていない。
9.同じ専門家でも、ドイツの場合は違う。ロベルト・コッホ研究所が、明確な責任を負って指揮をとっているため、言い訳などない。日本の専門家会議も、本来は陣頭指揮をとって、検査数が伸びない問題についてアドバイスするべき立場なのに、機能していると言えない。
10.日本にとって重要な意味を持つのが、コンピューター断層撮影装置(CT)検査である。重症度の判定にCTの画像診断が威力を発揮することがわかってきた。日本はCTを世界一保有している国である。中高齢者の重症化判定にあたり、CT検査を活用できるなら、非常に大きな効果を生む。PCR検査の検査状況を見ると、日本は人口1000人あたり1.5人である。
11.MRIとCTの設置台数を見ると、人口100万人あたりMRIは51台、CTは107台となっていて、どちらも世界一である。過剰投資ともいえるくらいのレベルで保有している。PCR検査数が伸び悩む中、MRIやCTを使って対応していくのが、今後の日本にとって重要な戦略になってくる。



yuji5327 at 06:33 
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池上湖心 プロフィール
○略歴
大東文化大卒、
在学中 上條信山に師事
書象会に所属、書象会理事
審査会々員
○作品展の開催
・主宰している「さざ波会」
 作品展を毎年8月開催
(於:稲毛ギャラリー)
・土曜会(グループ展)
 作品展を毎年10月開催
(於:銀座大黒屋)
○公募展の受賞、入選
・日展入選
・読売書法展(現在理事)
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