2020年05月28日

アフリカには54もの国があり、貧しい国もある。内戦が続いている国もある一方で、平和で豊かな国もある。


「池上彰著:一気にわかる池上彰の世界情勢2020 毎日新聞出版 2020年1月10日」はわかりやすく、は参考になる。第4章中東・アフリカの印象に残った部分の概要を自分なりに補足して纏めると以下のようになる。
1.アフリカ北東部で紛争の絶えなかったエチオピアとエリトリアの和平を実現させた若き指導者アビー・アハメド首相が、ノーベル平和賞を受賞した。ノーベル賞は、ダイナマイトを発明したスウェーデンのアルフレッド・ノーベルの遺言で誕生した。ノーベルは、工事が楽に進むようにとダイナマイトを発明して大金持ちになった。
2.ところが、ダイナマイトが戦争に使われてしまったことを悔やみ、人類の進歩に役立つ発明をした人に贈る賞をつくるように遺言した。賞金はノーベルの遺産が充てられている。100年以上も前の遺産が、いまも残っているわけではなく、専門家が投資をするなどして減らないようにしている。物理学賞や化学賞はスウェーデンで選考されるが、平和賞だけはノルウェーの委員会で決まる。これは、ノーベルが亡くなる直前、隣国のノルウェーとの関係が悪化したことを心配して、あえてノルウェーに平和賞を選ぶように頼んだからといわれている。
3.エチオピアやエリトリアはアフリカ大陸の北東部の突き出した地域にある。ここは、まるでアフリカに角が生えているように見えるので、「アフリカの角」と呼ばれている。--
エチオピアの隣国エリトリアは、かつてはエチオピアの一部だったが、独立戦争の結果、1993年に独立した。ところが、両国の境のバドメという村がどちらの国のものかを、巡って争いになり、約10万人が犠牲になった。「アフリカの角」は、紛争が絶えない場所というイメージが定着していた。
4.受賞したアビー首相は43歳。41歳で首相に選ばれると、それまでいろいろな自由が制限されてきたエチオピア国内で言論の自由や政治的な自由を拡大した。さらに対立していたエリトリアに飛んで、イサイアス大統領と会談。バドメをエリトリアのものだと認めた。エチオピア国内には「バドメはエチオピアのものだ」と主張する人たちがいたのに、大胆に妥協した。これにより、20年間続いてきた両国の紛争は解決した。さらにエチオピアの近くで対立していたソマリアとケニアの関係改善に努力したり、スーダン国内の対立を収めようとしたりしてきまた。これにより「アフリカの角」は平穏になった。
5.しかし、アビー首相はバドメをエリトリアのものだと認めたために「裏切りだ」と怒る過激派によって命を狙われたこともあった。言論の自由や政治的自由を認めたことで、かえってエチオピア国内で混乱も起きています。それでもノーベル平和賞委員会は、国内に敵をつくっても平和実現に努めている首相を高く評価した。これからは国内の紛争も解決する、という期待もある。
6.アフリカには54もの国があり、貧しい国もある。内戦が続いている国もある一方で、平和で豊かな国もある。アフリカをひとまとめにして、貧しくてかわいそうとはいえない。アフリカ北部にサハラ砂漠という広い砂漠がありま、砂漠の北と南では、アフリカの様子は大きく異なる。サハラ砂漠の北は、ヨーロッパに近く、ヨーロッパ諸国との貿易も盛んで、かなり豊かな国もある。サハラ砂漠の南側は、貧しい人たちが暮らす国が多く、エイズの予防法を知らず、患者が増え続けている国もある。ダイヤモンドやウランなど、貴重な資源に恵まれている国もあるが、その資源を巡って争いが起きる国もある。
7.アフリカの国々には、1990年頃までは外国からたくさんの援助が寄せられていたが、理由は「冷戦」が関係していた。いまのロシアは、以前はソ連といい、アメリカと厳しく対立し、世界はソ連グループとアメリカグループに分かれて、冷たくにらみ合う関係だった。2つのグループは、少しでも仲間の国を増やそうとして、アフリカの国々に競って援助をした。ところが、ソ連という国がなくなり、冷戦が終わると、アメリカも、ソ連から変わったロシアも、アフリカへの援助をやめてしまった。
8.日本は、両国に代わって援助しようと考え、そのための会議を1993年に東京で開いた。これが「アフリカ開発会議(TICAD)」である。それ以来、5年ごと、2013年からは3年ごとに開かれている。日本としては、困っているアフリカの人々を助けようと考えたのだが、同時に、国連のなかで日本の味方をしてくれる国を増やそうとした。アフリカには54もの国があるから、日本は国連のなかで強い立場をとれる。
9.そのうちに中国がアフリカへの援助を始めた。アフリカには、プラチナや石油など資源が豊富にあり、中国は、こういう資源がある国に援助をして、資源を買おうとしている。中国のアフリカへの支援額は急速に増えて、日本を超えた。



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池上湖心 プロフィール
○略歴
大東文化大卒、
在学中 上條信山に師事
書象会に所属、書象会理事
審査会々員
○作品展の開催
・主宰している「さざ波会」
 作品展を毎年8月開催
(於:稲毛ギャラリー)
・土曜会(グループ展)
 作品展を毎年10月開催
(於:銀座大黒屋)
○公募展の受賞、入選
・日展入選
・読売書法展(現在理事)
 読売奨励賞
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 青山賞、春興賞の受賞:2回
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