2020年07月03日

チップ内製化によりアップルはノートパソコン1台当たり150ドル節約できる可能性がある。


クリストファー・ミムズ(WSJハイテク担当コラムニスト)著:iPhoneに頼らないアップル、成長戦略のカギは 週刊ダイヤモンド 2020.7.04」は参考になる。概要の続きを自分なりに纏めると以下のようになる。
1.ムーアヘッド氏の試算によると、チップ内製化によりアップルはノートパソコン1台当たり150ドル節約できる可能性がある。その節約分を使用し、移動体通信接続やより優れたグラフィックス、現在はiPhoneにしか搭載されていない新型センサーやプロセッサーなどの新しい機能を追加できる可能性がある。また、既存の膨大なiPadアプリをノートパソコンでも稼働できるようにしてもいい。アップルは最終的に世界のパソコン販売シェアを現在の約7%から伸ばせるかもしれないとムーアヘッド氏は話している。
2.アップルがiPhoneの最も献身的な所有者から収入を得られる手段はもう1つある。自社製品の購入資金の提供である。アップルは15日、同社のクレジットカードを使用して同社製品を購入する場合、金利なしで分割払いできるプログラムを発表したが、クレジットカードの各種手数料もアップルのサービス収入を押し上げることになる。アップルは新規顧客のプールが減少していることを認識しているかのようである。例えば、4月半ばに発売されたiPhoneSEは、価格は通常の新型iPhoncの半分程度だが、中身ほアップルの最新機種と同じものが一部使用されている。
3.ターゲットは新興国の顧客だが、買い替えに消極的だったiPhone所有者を引きつけられる可能性がある。プルッキングズ研究所によると、現在の経済ショックが起こる前、世界の中問層は30年まで毎年1億6000万人増加すると予想されていた。地理的調整後の所得が1日11〜1l0ドルの中間層は既に30億人を超える。大半の人は基本価格1450ドルのアップルの最上位機種はもちろんのこと、700ドルのアップルの主力スマホ、iPhoneさえ買う余裕はない。例えば、インドではスマホの平均販売価格は180ドルである。 iPhoneSEは400ドルとそれほど安くはないが、数千万人の新規購入者にとって通常のiPhoneよりは手頃かもしれない。
4.アップルの現行戦略の最大の難点は、iPhone販売への依存を減らしているとはいえ、iPhoneが中核事業であることに変わりはないことである。iPhoneの市場シェアが失われれば、アップルの成功エンジンが停止し、後退し始める可能性さえある。その原因として考えられるのは、競合他仕の新テクノロジーによってiPhoneのモデルが破壊されるか、世界の経済情勢によって数百万人の人たちがSEの価格でさえもiPhoneを買う余裕がなくなるかのいずれかである。
5.アップルの進化を続けるビジネスモデルには、もつ1つ重大な弱点になりかねない点がある。欧州連合(EU)の規制当局のほか、スポティファイ・テクノロジーズやタイル、ペースキャンプなどのIT(情報技術)企業などから、アップルがその独占的地位を利用して不公正な料金を課しライバルを抑圧しているとの申し立てが増えていることである。アップルは世界のスマホ市場を独占したことはないが、自社端末のエコシステムを独占している。アップルがそのエコシステムを成長のテコにしようとすればするほど、その立場を乱用しているようにみえる。
6.「欧州委員会が一握りの企業から寄せられた根拠のない苫情にとりあっているのは残念である。それらの企業は単にただ乗りしたいだけで、他の人たちと同じルールで勝負したくないだけである。」アップルは文書でこう述べている。ノベーションを起こし、当社のプラットフォームを通じて成功を収めてきた無数の開発者を私たちは非常に誇りに思っている」。アップルは、自社のブラットフォームを厳しく管理する権限を乱用しているとの主張に反論。世界のスマホ市場はアンドロイドが大部分を占めており、アップルが独占企業だとは言い難いと主張している。
7.最近、アップストアではアップル以外の企業が5000億ドルを超える売り上げや定額料金を稼ぐのを可能にしているとも言い、さらに、アッブストアのアプリの84%はアップルに何も支払っていないとも指摘している。アップルは巨大な企業だが、まだ成長を続ける方法を見いだし、垂直統合したり、新たな端末やアクセサリー、アプリでユーザーを引きつけたり、利益率を下げてでも大量のスマホを売り込んだりしている。しかし、単独ではそれはなし得ない。金の卵を産むガチョウを手に入れられるかどうかは、ソフトウエアやコンテンツのパートナー企業、規制当局、そして10億人を超える忠実な顧客との協力にかかっている。



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池上湖心 プロフィール
○略歴
大東文化大卒、
在学中 上條信山に師事
書象会に所属、書象会理事
審査会々員
○作品展の開催
・主宰している「さざ波会」
 作品展を毎年8月開催
(於:稲毛ギャラリー)
○公募展の受賞、入選
・日展入選
・読売書法展(現在理事)
 読売奨励賞
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・謙慎展(常務理事)
 青山賞、春興賞の受賞:2回
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