2020年08月04日

GoToトラベルから東京都を外すのは、小池都知事と対立する菅官房長官の意見が影響している。菅官房長官が一枚上手だった。

2020/7/31付けの大前研一さんの「ニュースの視点」(発行部数 157,089部)は【国内感染者数/緊急事態宣言/観光支援事業/国内旅行〜都民全員に縄をかける小池都知事】と題する記事である。概要を自分なりに纏めると以下のようになる。
1.国内で23日に確認された新型コロナウイルスの新規感染者数が966人となり、1日あたりの最多を更新した。国内の累計感染者数が26日に3万人を超えるなど、感染の拡大が鮮明になっている。西村経財相が今になって、新型コロナウイルス感染防止のガイドライン(指針)を守らずに感染者を発生させた場合、感染症法に基づいて店名を公表する方針を発表しましたが、遅すぎる。
2.こんなことは1ヶ月前に実施しておくべきである。今、新型コロナウイルスの感染が広がっているのは日本全体ではなく、大都市である。兵庫、名古屋、大阪、東京もしくは
それに隣接した地域に集中している。またそれらの地域の中でライブハウス、キャバクラ、ホストクラブなど、いわゆる「3密」の状況が発生しやすい場所に限定されている。3.かつて「O157感染症」が発生したときには、すぐに店名まで公表されて営業停止命令が下されたし、それによって閉店に追い込まれたところもあった。今回の新型コロナウイルスの感染に関しては、今頃になってようやく店名公開すると言うのだから、対応が遅れているのは明らかである。
4.政府と小池東京都知事の間に対策・方針についてギャップがあるという指摘もある。しかし、政府にお伺いをたてる必要などなく、小池都知事が自分で判断してすぐに対策を実施すればいい。そのような自発的な対策を打つこともなく、小池都知事は都民に向かって「東京以外へ外出するのは控えてくれ」などと発言しているので、呆れるばかりである。
5.これでは東京都民1300万人全員に手錠をかけているも同然である。本来、手錠をかけるべきところを見極めて対策を打ち出すべきなのに、それを全く行っていない。都知事としての役割を全く果たせていない。
6.若い人が集まってしまうライブハウスや演劇場など、取り締まるべき場所は明白である。そういった場所を野放しにしているので、感染者が増えている。そんな状態だから、東京以外の地域から東京がウジ虫のように嫌われてしまう。行政の怠慢としか言いようがない。
7.日経新聞社とテレビ東京が行った世論調査結果によると、再び緊急事態宣言を発令することについて、「慎重に判断すべき」62%、「速やかにすべき」33%だった。また国内旅行の需要喚起策である「GoToトラベル」の開始時期については、「早すぎ」80%となり、「妥当」15%を大きく上回った。国民の声としては妥当な意見である。
8.以前の緊急事態宣言の結果、結局あまり効果があったとは言い難いし、行政としては取り締まるべきところを取り締まっていない状態だから、それをせずに緊急事態宣言を発令するのはいただけない。
9.日経新聞は25日、「GoTo、見誤った世論」と題する記事を掲載した。政府の観光支援事業「GoToトラベル」が22日から開始した。しかし、政府与党の方針はこれまでに二転三転し混乱を招いた他、新型コロナウイルスの1日の新規感染者数が過去最高を更新するなど不安も広がっている。
10.「GoToトラベル」については、様々な意見があるようだが、この時期に強引に開始したのは、「4連休をあてにしたかった」ということである。オリンピックを見据えて7月に4連休を設定してしまったので、旅行業界としてはこのタイミングを逃したくない。そこで、"観光族議員"のドンと呼ばれる二階幹事長ら利害関係者が、4連休に間に合うように無理やり設定したのが今回のキャンペーンである。
11.もともと考えるべき順序が間違っているのだから、適切な時期かどうか議論することすら無駄である。本来であれば、行楽の秋ぐらいの時期が妥当だったかもしれない。そんな利害関係で設定されたキャンペーンだから、東京以外の地方からも反発の声があがっている。政府の「GoToトラベル」が22日から開始したことを受けて、青森県むつ市は23日から4連休の間、公共の観光施設やレクリエーション施設を閉鎖した。
12.感染拡大のリスクを減らすためとのことで、むつ市の宮下市長はこれまでも実施の延期を求めていた。今回閉鎖の対象となった恐山を見下ろすことができる展望台などがあるが、それほど観光名所が豊富な地域ではない。「GoToトラベル」に対して「政府による人災」と厳しく批判した宮下市長が今回の件で一躍有名になったので、その意味で「観光効果」があったと言える。
13.「GoToトラベル」から東京都を外すというのは、何かと小池都知事と対立することが多い菅官房長官の意見が大きく影響している。小池都知事としては、東京都民に対して「外出しないように」と自ら声高に叫んでいるから、菅官房長官の意見に不満はあっても、行き掛かり上何も言えなくなった。この件に関しては、菅官房長官が一枚上手だった。
14.最近の小池都知事を見ていると、記者発表の場に出てきても、感染者数を淡々と発表しているのみで特に何も言うこともない。完全に菅官房長官にしてやられたといったところである。何1つ有効な施策を打てていないので、仕方ないところである。




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池上湖心 プロフィール
○略歴
大東文化大卒、
在学中 上條信山に師事
書象会に所属、書象会理事
審査会々員
○作品展の開催
・主宰している「さざ波会」
 作品展を毎年8月開催
(於:稲毛ギャラリー)
○公募展の受賞、入選
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