健康

2017年05月06日

高齢者が血圧を薬で無理やり下げた場合、脳に栄養や酸素が行きわたらず、認知症になりやすい。


松本光正医師(サン松本クリニック院長)、浜六郎医師(NPO法人医薬ビジランスセンター理事長)著:「血圧を下げると病気にならない」は本当か?」は参考になる。松本医師は、1943年生まれ。北海道大学医学部卒。医療生協さいたま浦和民主診療所勤務、同所長などを経て現職。著書に「高血圧はほっとくのが一番」「検診・手術・抗がん剤の前に読む「癌」の本」などがある。浜医師は「薬のチェックは命のチェック」などの著書で知られる。
印象に残った部分の概要を自分なりに補足して纏めると以下のようになる。
1.現在の高血圧の基準値は異常に低く設定されている。1969年ごろは、上が年齢プラス90以内ならば正常、たとえば、50歳なら140、60歳ならば150。ところが高血圧の基準値は2000年以降、どんどん下がっている。基準値を低めに設定するだけで、健康な人を患者にすることができる。しかも降圧剤は一生飲み続けることが多いので、製薬会社は莫大な利益を得られる
2.日本高血圧学会のガイドラインで高血圧の基準が下がり始めたのは、2000年からで、アメリカや日本で高血圧の新薬ARB(アンジオテンシン=受容体拮抗薬)が発売されたころと重なる。アメリカの製薬会社は高価なARBを売り出すために国際高血圧学会や世界保健機関〔WHO〕に働きかけて、高血圧の基準値を下げさせることに成功した。日本高血圧学会もすぐそれに倣った。製薬会社からの巨額な寄付金があったと思われる。
3.現場の医師はこのガイドラインに従って患者を高血圧と診断し、降圧剤を処方する。ガイドラインが改訂されるたび、降圧剤を服用する人の数はそれに比例して増える。1969年当時、降圧剤を服用ている人はおよそ300万人だったが、いまや2000万人といわれ、製薬会社は笑いが止まらない。
4.医師の多くはガイドラインに従っている。多忙な医師にガイドラインが正しいかどうかを検証する時間はない。とりあえずこのガイドラインに従っておけば万が一のときも安心、という思う。
5.年齢とともに血圧が高くなるのは自然なことで、年をとれば血管は硬くなり、弾力を失った血管は拡張・収縮しにくくなるので、体のすみずみまで血液を送り込むのが難しくなるので、心臓は血圧を上げて、血流をよくする。
6.本当のところ、血圧は、上は180、下は110まで大丈夫。これは各種の疫学調査から明らかである。やはり上は年齢プラス90が目安。しかしそれを大幅に超えた状態がずっと続くのでなければ気にしなくていい。
7.高血圧を放置すると、脳卒中など生命に関わる病気になるといわれる。脳卒甲には3種類あり、脳出血、脳梗塞、くも膜下出血である。50年前はほとんどが脳出血だったが、いま脳出血は激減し、脳梗塞が8割である。くも膜下出血はいまも昔も全体の3%程度である。
8.脳出血が減ったのは、人々の栄養状態がよくなったからで、細胞を丈夫にするコレステロールの摂取量が増え、血管が破れにくくなっている。それなのに血圧が高いと脳卒中になる、という思い込みだけは昔のまま残っている。
9.脳梗塞とは、血の塊が脳の血管に詰まる病気で、血の塊を吹き飛ばすには、血圧を高くして血が勢いよく流れたほうがいい。薬で血圧を下げると、かえって脳梗塞を患う人が増える。体は酸素と栄養素を血液から得ているが、それを取り込むためには一定の血圧が必要である。それなのに降圧剤で血圧を下げすぎると、取り込めなくなる。
10.さらに怖いのが、薬そのものがもたらす副作用である。降圧剤には種類がいくつかあり、現在の主流はARBやカルシウム拮抗薬である。これらの薬剤には炎症を抑える作用がある。免疫反応は、病原体や体内にできた異物から体を守るための防御システムで、炎症は、免疫反応の重要な要素で、体にできた傷を治す働きである。ARBやカルシウム拮抗薬は炎症を抑制するので、これを飲むと炎症が目立たなくなり、一時的に健康になったようにみえる。しかし傷を治すための反応が起きないということは、傷を放置しているということだから、不都合なことが起きる。
11、その一つが「がん」である。がんとは体内にできる異物。免疫が正常に働いていれば、仮にがん細胞が生まれても小さいうちに排除できる。しかしARBやカルシウム拮抗薬を飲んでいると免凌が抑制されてしまうので、がんになりやすい。感染症が全身に広がって死に至る敗血症も、免疫不全によって起こる。さらには高齢者が血圧を薬で無理やり下げた場合、脳に栄養や酸素が行きわたらず、認知症になりやすい。


yuji5327 at 06:46 

2017年05月02日

降圧目標は、後期高齢者は、150/90未満でよいと一部緩和された。128以下に下げた高齢者が、9カ月内に認知機能を低下させたため。

「秋下雅弘著:高齢者の賢い薬の飲み方・減らし方、學士會会報No.918(2016-III)」は参考になる。印象に残った部分の概要を自分なりに補足して纏めると以下のようになる。
1.日本社会は急速に高齢化しているが、日本人自体は昭和の頃に比べて若返っている。ます。「サザエさん」の波平さんとフネさんは54歳と52歳。。現在の60代は、彼らよりずっと若い。2015年、日本老年学会は、「日本の高齢者は5〜10歳若返っている」と発表した。身体機能、認知機能、だけではなく、脳卒中、肺炎、骨折、癌、など高齢になるほど罹りやすい疾患も、受診率は20年前から減少している。
2.イギリスの医学雑誌によれば、日本人は長寿なだけではなく、健康寿命の面でも世界一である。現在の、65歳以上を「高齢者」と呼ぷのは適切でなく、75歳以上に限定してもよい。単に医学的な問題に留まらず、年金支給、定年などの社会制度とも関わるので、社会的合意が必要である。高齢になるほど個人差が広がるので、一律に年齢で分けるのは困難だが、65五歳以上を「前期高齢者」、75歳以上を「後期高齢者」と分けることは医学的に合理的である。前者の要介護認定率は4%だが、後者は30%超だからである。
3.薬物有害事象は年齢が上がるほど増加し、後期高齢者では15%超である。高齢者緊急入院の3〜6%は薬物が原因とされている。高齢になる程、副作用が発生しやすい。薬を飲むのは、リスクを上回る効果が見込める場合のみにすべきである。薬の副作用というと、アレルギー、薬疹、薬剤性の肝障害や腎障害を思い浮かぶが、高齢者の場合、薬の効き過ぎが多い。降圧剤で血圧が下がり過ぎた、糖尿の薬で血糖値が下がり過ぎて意識を失った、などである。
4.高齢者に薬物有害事象が多い理由は、多くの高齢者は慢性疾患を含む複数の疾患を抱えており、多くの診療科にかかり、多くの薬を処方され、多剤服用が薬の副作用の発生リ
スクを高めている。しかも、同じ疾患でも若い世代とは症状が異なり、誤診と誤投薬が起こりやすい。
5.社会的要因もあり、経済的に困窮した高齢者が適切な医療を受けられず、投薬中断を余儀なくされているケースが増えている。高齢者は認知機能、視力、聴力が低下し、薬を飲み忘れたり飲み問違えたりしやすい上に、感覚が鈍化しているので症状の発現が遅れ、副作用が重症化するまで気付かない例が多い。
6.臓器の機能低下のせいで薬物の過剰投与になっている高齢者も増えている。高血圧や糖尿などの慢性疾患の高齢者に対しては、若い人の半分〜4分の1から投与を始め、副作用に気を付けながら少しずつ増やすのが原則である。特に肝臓や腎臓の悪い高齢者には、若い人の処方量より少なくしなければならない。
7.疾患数は高齢になるほど増え、かかっている医療機関や診療科が多いほど処方薬も増え、1つの疾患につき、1.3剤の薬が処方されている。高齢患者と若年患者では、診療方法が異なる。高齢者は往々にして複数の疾患を患っているが、疾患ごとに個別に治療しても根本治療にならない。単なる合併でなく、症候とも複雑に絡み合っている。これを、老年症候群と言い、症状全体を包括的に捉えて、効果のある治療は施し、効果がない治療はしない、という選択を考える必要がある。
8.多くの高齢者は夜中に何度もトイレに起きる。男性なら前立腺肥大を真っ先に疑い、泌尿器科の受診を考えるが、高齢者の場合、他の原因も考えられる。血液をサラサラにするために寝る前にコップ一杯の水を飲む人がいる。夏場はいいが、冬場にやると夜間頻尿の原因になる。夜中に何度も目を覚ませば血圧が上がるので、朝方に高血圧から脳卒中を起こしやすくなる。
9.高齢者の飲む薬には、「エビデンスはないが、一応使っておこう」という理由で処方されている薬が多い。多くの高齢者がしびれを訴えるが、しびれに良く効く薬はない。仕方ないので、ビタミンB12が処方されるが、脚気の人以外には効かない。悪さもしないが、こういう薬をやめるのが、多剤併用を避ける第一歩である。
10.筋肉の凝りは緩めるべきだが、高齢者の場合、筋力が低下し、転倒や階段の昇降困難に繋がる。認知機能を低下させる薬、特に、抗コリン薬の継続的服用は危険である。これは「アセチルコリン」という神経伝達物質の働きを抑制する薬だが、神経伝達が鈍ると、認知症の発症リスクが高まる。抗コリン薬の服用量が多いほど、アルツハイマー型などの認知症になりやすい。
11.最近まで最も使われていたのは、ベンゾジアゼピン系の睡眠薬だが、この薬は転倒、せん妄、認知機能の低下などの副作用が問題になる。近年新たに登場した非ベンゾジアゼピン系の睡眠薬へ切り替えていくべきである。
12.2014年、日本高血圧学会は「高血圧治療ガイドライン」を改訂した。従来、治療対象は一律に「140/90以上の患者」だったが、高齢者については個別に判断する、と改訂された。降圧目標についても、後期高齢者については、150/90未満でよい、とするなど、一部緩和した。改訂の背景には、降圧剤によって血圧を128以下に下げた高齢者の多くが、その後9カ月のうちに認知機能を低下させた、という調査結果がある。


yuji5327 at 07:07 

2017年04月29日

「がんもどき自説」の欠点は、「がんもどき」に相当する「放っておいても進行しないがん」を最初から見分けることはできないということである。

「勝俣範之著:
医療否定本の嘘、ミリオンセラー近藤本に騙されないがん治療の真実、扶桑社、2015年」は参考になる。印象に残った部分の概要を自分なりに補足して纏めると以下のようになる。
1.がんには、「本物のがん」と「がんもどき」がある。「本物のがん」は、早期発見してもすでに転移していて命を奪うから治療は無駄。「がんもどき」は、転移する能力を持っていないため、放っておいても大丈夫、というのが、近藤医師が提唱する「がんもどき理論」である。理論といっても、主張しているのは近藤医師だけの、「がんもどき自説」と言ったほうがよい。がんには「本物のがん」と「がんもどき」の2種類しかなく、いずれにしても治療は意味がないという。治療しないほうが長生きできる、そんな言輩に惑わされて、「治療を受けない」という選択をしてしまう患者さんがいる。
3.確かに、「がん」と呼ばれるもののなかには、手や抗がん剤治療をしなくてもまったく進行しないがんがある。治療をしても効果がないがんも、残念ながらある。たとえば、ステージ1の早期がんが見つかって手術をしたら、いったんはがん細胞は消えてなくなったように見えたけれど、5年後に再発してしまった。それは、画像診断では見つからないがん細胞がどこかに残っていたのである。早期がんが見つかった時点で、すでにリンパ管や血管に入り込んでいたと思われる。
4.「がんもどき自説」では、このことを指して、「本物のがんは最初から転移している」と主張する。早期がんのように見えたがんも、実は最初から転移していたのである。この点では、近藤医師の主張も正しいように思える。
5.しかし「がんもどき自説」の欠点は、「がんもどき」に相当する「放っておいても進行しないがん」を最初から見分けることはできないということである。進行しないがんがあらかじめわかれば、積極的治療をしなくても良い。ところが現代医学では残念ながらわからないので、一部の患者さんには過剰になってしまうかもしれないが、早期がんと呼ばれるがんは積極的治療をする。
6.「がんもどき自説」では、「非浸潤がんはがんもどき」「上皮内がんは99%がんもどき」と、まるで非浸潤がん、上皮内がんであれば放っておいても問題なしとされる。非浸潤がん、上皮内がんとは、がん細胞が主に粘膜内にとどまっている超早期がんのことである。つまり、早期がんよりも、さらに早い段階のがんのことである。
7.確かに超早期がんのほとんどは進行せず、非常にゆったりとした経過をたどる。しかし、なかには進行がんになるものもある。だから、「超早期がんは、がんから外しましょう」という話にはならず、やはり「がん」と呼ばれる。
8.たとえば、乳がんの非浸潤がんで、治療を受けた方を長期間経過観察した臨床試験もある。乳房温存手術や放射線治療、術後のホルモン療法を受けた患者さん2612人のその後を調べたところ、18%が乳房内に再発し、そのうち約半数は浸潤がんで、最終的に約3%の人が乳がんで亡くなっている。
9.子宮頸がんの超早期がん(上皮内がん)では、治療をせずに経過観察した轍告があるが、40~58%の人はがんか自然に緬小した一方、3〜5%の人は浸潤がんになっていた。早期胃がん患者さん56人を半年以上(最長11年)無治療で経過観察した報告がある。何も治療をしないと、36人が進行がんになったという、大阪府立成人病センターの報告がある。どんなに超早期のがんでも、進行・再発する可能性はある。「非浸潤がんはがんもどきだから、放っておけばいい」と言うのは、危険な言い方である。超早期のがんでも、進行・再発する可能性が否定できない限り、適切な対応が必要である。


yuji5327 at 08:59 

2017年04月14日

睡眠時間が短いことは自慢にならない。睡眠は必須な生物学的プロセスであり、わずかな睡眠不足でも学習・認知機能が低下する。


池谷裕二著:脳には妙なクせがある、扶桑社、2012年」は面白い。「脳は妙に、眠たがる
「睡眠の成績」も肝心!」の印象に残った部分の概要を自分なりに補足して纏めると以下のようになる。
1.ヒトは生涯の30%ほどを寝て過ごす。無駄とさえ思えるほどの膨大な時間を、睡眠に費やしている。睡眠という脳現象に脳科学者たちが魅せられ。睡眠時間は人によっ異なり、毎日5時間以内という短眠タイプの人もいれば、9時間以上の長眠タイプもいる。働き盛りの年代は睡眠時間を.短めに申告する傾向があるが、睡眠時間が短いことは自慢にならない。
2.睡眠時間が短いことはなんの自慢にもならないし、ましてや免罪符にもならない。理由は2つあり、1つは、睡眠は必須な生物学的プロセスである。わずかな睡眠不足でも学習・認知機能が低下する。短眠タイプの遺伝子は、カリフォルニア大学の傅博士らの研究が有名で、DEC2を割り出した。もう1つは、短眠タイプと長眠タイプには遺伝的決定の要素が少なくない点。短眠タイプの家系がいくつも知られており、人口の5%ほどが短眠型が占める。「長眠タイプでなく、短眠タイプである」ことを自慢することは、「白人でなく黒人である」「血液型がB型でなくA型である」ことを自慢することと似ている。
3.DEC2はアミノ酸が482個連なったタンパク質だが、短眠タイプの家族では、このうちのわず1つ、385番目のアミノ酸が通常タイプと異なっている。傅博士らは、この短眠型の変異DEC2遺伝子を、ネズミに組み込んでみると、ネズミの1日の活動時間が2.5時間も延びた。同じような現象は、ハエに組み込んだときにも観察された。変異DEC2の効果は、動物種を超えて普遍的である。
4.傅博士らの発見で注意すべき点は、DEC2がすべての短眠タイプを決定する遺伝子ではないことである。傅博上らの発見した遺伝変異は60家系中1家系の頻度でしか見られない。関連遺伝子が他に存在することはほぼ間違いない。
5.睡眠の効果について見ると、まずは発想力で、アイデアをひらめいたり、創意工夫に満ちた着想を得るためには「王道」がある。グレアム・ウォーラスによれば、それは4つのステップからなる。つまり、_歛蠅膨礁未垢襦↓.課題を放置することを決断する、5抻澳間を置く、.解決策をふと思いつく、である。とくにが重要で、「怠惰思考」と呼ばれる行為である。当面の問題を放置することは勇気のいる行為だが、創造のためには相応の熟成期間が必須である。
6.アイデアを要する仕事をこなすためには、十分な余裕を持って手をつける必要がある。たとえば書類。「〆切が先だから」と封も開けずに放置するのではなく、とりあえず一度目を通してから放置するほうが、思いつくチャンスが高い。
7. 熟成期間が必要な理由は、カリフォルニア大学のメドニク博士らの研究が示唆に富む。メドニク博士らはRATテストを77人に対して行った。RATテストとは、与えられた3つの単語に共通する言葉を探すという試験で、たとえば、「白黒・中国・笹」だったら、「パンダ」が正解となる。
8.解答のために長い時間を与えたが、ずっと起きていた人よりも、睡眠をとった人のほうが成績はよいことがわかった。面白いのは、長く眠ればよいというわけではなく、「REM睡眠」と呼ばれる浅い眠りが多い人ほど成績が高かった。睡眠が生命にとって大切な生理現象だが、寝さえすればよいのではない。


yuji5327 at 06:42 

2017年04月12日

デルタ波が出ている深い睡眠中に、バラの香りを嗅がせると、翌朝のテストの点数が、嗅がなかったときの平均86点から、平均97点に跳ね上がった。


池谷裕二著:脳には妙なクせがある、扶桑社、2012年」は面白い。「脳は妙に、眠たがる
「睡眠の成績」も肝心!」の印象に残った部分の概要を自分なりに補足して纏めると以下のようになる。
1.眠っているあいだは、身体こそ休息しているが、脳活動をみると、ニューロンはほぼフルに稼働している。脳は眠っているあいだも休んでいるわけではない。睡眠中に脳の活動については、いまだ疑問な点も多い。
2.睡眠の役割の一つは「記憶の整序と固定化」にある。記憶が睡眠によって強固になる実験データは数多くある。「レミニセンス現象」と呼ばれているもので、シカゴ大学のブラウン博士らによる研究でも裏付けている。寝ることによって成績が向上する。ゲームの訓練を朝9時ではなく、夜9時に60分間やってもらい、その後7時問の睡眠を取ってもらって、翌朝9時に再試験をすると、同じ12時間のブランクがあるにもかかわらず、成績が低下するどころか、約20%ほど上昇する。
3.学習のスタイルには、2つある。「毎日コツコツ勉強するタイプ」と「高い集中力で一気に勝負するタイプ」です。つまり「地道な努力型」か「要領よく一夜漬け型」という分類である。それぞれ「分散学習」「集中学習」という。「睡眠の効果を最大限に利用するためには、起床後の朝ではなく、睡眠直前の夜に習得したほうがよい」と解釈できる。就寝前の1〜2時間を仕事に充てる。
4.それを裏付ける実験が、ニューヨーク大学のダヴァチ博士らによって行われた。単語ペアを、全部で150個覚えてもらうという試験です。学習を2日に分けて2回行う分散学習タイプと、一日にまとめて行う集中学習で、学習直後ではDL、MLともに、60点ほどの点で両者に差がなかったが、翌日の再テストの結果です。集中学習は約20点と成績が前日の3分の1にまで減少しているのに対し、DLでは約30点と半減するに留まった。学習は、一気に詰め込むよりも、適度な問隔を保ちつつコツコツと行うほうが、記憶保持という観点からよい。
5.睡眠の質については、寝ている間には、浅い眠りと深い眠りが繰り返される。浅い眠りの時には「海馬」がシータ波という脳波を出し、情報の脳内再生を行っている。深い眠りの時には大脳皮質がデルタ波を出し、記憶として保存する作業を行っている。寝ている間には、記憶の「整理」と「定着」が交互に行われている。深い眠りのときに効果的なデルタ波を出すことができれば、物覚えがよくなる。驚くべきことに、それを試して、しかも、見事に成功してしまった。
6.独のリューベック大学のボルン博士らによる一連の研究では、13人の被験者で「単語ペア記憶テスト」を行い、正答率が60%、つまり、30組覚えられれば合格として、回答までに睡眠をとってもよいことにした。ボルン博士らが行った実験が興味深いのはデルタ波がより強く出るような処置を脳に施した。彼の使った方法は経頭蓋電気刺激と呼ばれ、頭皮に着けた電極から脳を刺激する手法で、デルタ波を出している睡眠中の人に、デルタ波のリズムで電気刺激を与えると、深い眠りのときに電気刺激を受けた被験者では、思い出すことのできる単語ペアが四つも増えて、平均41個に達した。
7.この実験には大規模な刺激装置が必要で、自宅で試すには現実的でない。手軽な方法はボルン博士らが電気刺激の代わりにバラの香りの「匂い」を使った方法である。嗅覚は視覚や味覚などの感覚情報とは違って、直接、大脳皮質に届き、海馬を活性化することができる。しかも、匂いならば寝ている人を起こしてしまうこともない。トランプの神経衰弱によく似たゲームで、バラの香りを嗅ぎながら暗記をしてもらい、デルタ波が出ている深い睡眠中に、バラの香りを嗅がせると、翌朝のテストの点数が、嗅がなかったときの平均86点から、平均97点に跳ね上がった。睡眠中の匂い刺激が、記憶を強化した。
8.睡眠にはさまざまな意味があるが、記憶という限られた側面から眺めると、効果的な睡眠が、明らかになってきた。従来は長さや快適さだけが追求されてきた睡眠だが、そんな考え方を見直すときがきた。



yuji5327 at 06:34 

2017年04月09日

内視鏡機器の市場は、オリンパス、富士フイルム、HOYAペンタックスの3社でほぼ100%を占め、日本が市場を独占し、世界をリードしている。

「田尻久雄著:これからの内視鏡医療・はどこまで進化しているのか、學士會会報No917(2016-II)」は参考になる。著者は日本消化器内視鏡学会理事長・東京慈恵会医科大学教授・北大医・昭51卒である。「内視鏡診断における技術革新」の印象に残った部分の概要を自分なりに補足して纏めると以下のようになる
1.日本が超高齢化社会になるにつれ、介護とリハビリの分野は非常に重要になる。ロボット産業の市場規模は、2025年に向けて、リハビリ機器の分野で5億〜7億円から825億円へ、、介護・介助支援の分野で1億〜6億円から414億円へ、100倍以上に成長すると推測されている。。
2.医療の分野では、現在、内視鏡を用いて腹腔鏡手術を支援するロボット:「ダヴィンチ」が急速に普及している。特にアメリカ、フランス、ドイツ、イタリアで普及が進んでいる。日本は一周遅れだが、2012年に前立腺全摘のためのダヴィンチ手術に保険が適用されてから、泌尿器科を中心に導入が急増している。
3.内視鏡機器の市場は、オリンパス、富士フイルム、HOYAペンタックスの3社でほぼ100%を占めている。内視鏡分野では日本が市場を独占し、世界をリードしている。現在、日本は世界の国々に対して内視鏡治療の技術支援を行っている。今後、内視鏡治療の新しいイノベーションは、腹腔鏡と内視鏡の合同手術、ロボット技術の応用、内視鏡的外科手術といった方向で起こる。
4.2008年、私たちはオリンパスと共同で、内視鏡を用いた手術支援ロボットを開発した。内視鏡に2本のロボットアームを付け、患部を持ち上げる鉗子やナイフなどの処置具を取り付けた。アームが太すぎたことや、機械に多くの機能を持たせようとし過ぎたことなどから、開発は一度頓挫したが、腹腔鏡用と内視鏡用に分けて設計し直し、開発に成功した。5.2011年、シンガポールでマスター・スレイブ型の内視鏡ロボットを用いたESDが成功した。現在の内視鏡診療の主流である「ESD」では、内視鏡で安定的な視野を確保しつつ、アームを自在に操作することは非常に難しく、長期間の訓練が必要である。外科医が簡単に治療を行えるように、ロボットアームの改良を重ね動物実験を繰り返している。
6.日本の内視鏡診断と治療の技術は、世界をリードしているが、問題は、)臨床研究を支える人材の不足、)長期展望に立った臨床研究への理解不足、5制が厳しいため、日本の企業は欧米で行うこともある。
7.内視鏡技術が登場してから60年以上、産学官の協力の下、日本が世界をリードしてきた分野だから、若い人にもアイデアと熱意があれば、世界を変えられる、という起業家精神を持って欲しい。




yuji5327 at 06:37 

2017年04月08日

ロンドン大学のシンガー博士らは、公正な人が冤罪によって罰せられているのを見るとき、不安や痛みに関係する大脳皮質が強く反応することを示した。


池谷裕二著:脳には妙なクせがある、扶桑社、2012年」は面白い。「“ざまを見ろ”に至るプロセス」の印象に残った部分の概要を自分なりに補足して纏めると以下のようになる。
1.信頼を裏切った相手に対するの脳の反応について、ロンドン大学のシンガー博士らは、人が罰せられるのを見るときの脳の活動を調べたデータを発表している。シンガー博士らは、公正な人が冤罪によって罰せられているのを見るとき、「島皮質」や帯状皮質などの不安や痛みに関係する大脳皮質が強く反応することを示した。これは「同情回路」と呼ばれる脳の部位で、この回路の活動の強さは「気の毒に」という感情移入の度合いとよく一致する。
2.逆に、フェアでない行動をとった悪人が罰せられるのを見る場合、この同情反応は小さくなると想像でる。男脳と女脳では様子が違っていた。女性の脳では同情反応は40%ほど減るが、男性ではほとんど完全に消失する。これに代わって、男性では意外な脳部位「側坐核」が活性化した。側坐核は報酬系、つまり、快感をもたらす場所、罰を受ける姿を眺めて悦に入っている。側坐核の反応が強い人ほど「反則的行為には大きな罰が妥当だ」と判断する。
3.男性は悪人の行った不正に対して強い制裁の気持ちが表れるのに対し、女性は、相手の善入悪人にかかわらず、罰を受けてつらい思いをしている人に感情移入する傾向が強い。信頼と罰も、男性と女性が異なる役割を演じながら、社会の倫理基盤を支えている。


yuji5327 at 06:43 

2017年04月07日

食道、胃、十二指腸、大腸にできた早期癌のほとんどが内視鏡で切除されている。特に早期胃癌の約半数は内視鏡で治っている。

「田尻久雄著:これからの内視鏡医療・はどこまで進化しているのか、學士會会報No917(2016-II)」は参考になる。著者は日本消化器内視鏡学会理事長・東京慈恵会医科大学教授・北大医・昭51卒である。「内視鏡診断における技術革新」の印象に残った部分の概要を自分なりに補足して纏めると以下のようになる。
1.胃カメラやファイバースコープの時代、医師は内視鏡で病変部の色や輪郭から主観的に判断していた。今後、コンピューター技術の支援により、内視鏡診断から得られる情報は数値化され、客観化される。かつては5〜10个箸いΕ泪ロ的観察のみだったが、今では1舒焚爾箸い細胞レベルのミクロ的診断が可能になっている。また、形態診断が主流だったが、胃、十二指腸、大腸でも数多くの「機能の病気」がある。内視鏡で機能診断も行う時代になり、分子レベルの診断が可能になり、診断と同時に治療も行う時代になる。
以上の技術革新により、外科的な開腹手術をせずとも内視鏡治療で治る疾患が増えていき、2.2015年1月、オバマ大統領は一般教書演説の中で、「的確・精密医療」という言葉を使った。、「遺伝子情報、環境要因、生活習慣などに基づいて、患者を"罹りやすい疾患"で分類し、集団ごとに疾病予防と治療法を確立する医療」のことである。この医療を内視鏡分野にあてはめると、「診断と治療に、分子イメージングとロボット技術が応用される時代が来る」と予想される。
3.内視鏡の歴史を宇宙開発の歴史と重ね合わせることで、その技術革新を振り返ると、1959年、胃カメラ学会が設立された。その1年前、NASAが設立された。1968年、日本で胃ポリープの切断技術が発表された。1年後、アポロ11号が月面着陸した。1973年、日本とドイツで内視鏡と電気メスにより、胆石を切除する乳頭切開術が成功した。この年、宇宙ステーションが建設された。
4.1980年代になると、クリップ法、純エタノール局注法、熱による凝固法など止血技術が進化した。殆どが日本人による考案である。著者の先輩や同僚たちはこれらを用いて、「EMR」(内視鏡的粘膜切除術)を開発した。消化管の粘膜の最も表層にできた早期の腫瘍(癌)を、内視鏡の先端に取り付けた処置具で除去する治療である。粘膜の下に生理食塩水などを打って腫瘍を持ち上げ、ワイヤーで切除する。1981年はNASAがスペースシャトルの打ち上げを成功させた年である。
5.1990年代になると、「EAM」(内視鏡的吸引粘膜切除術)が登場した。内視鏡の先端に処置具とフードを取り付け、病巣を吸引して切除する。1998年、内視鏡用の様々な極小ナイフが開発されたのを受け、「ESD」(内視鏡的粘膜下層剥離術)が登場した。内視鏡の先端に極小ナイフを取り付け、粘膜の下層にまで薄く剥いで腫瘍を確実に除去できる。この年、NASAでは国際宇宙ステーションが建設された。
6.今ではESDは、より簡単に、より短時間に、より完全に、病巣を根こそぎ除去できるようになり、再発率もますます低下した。広範囲にできた胃癌もESDで一括切除できるので、外科手術に近いと言える。日本ではいち早く、早期癌を内視鏡で切除する治療に保険が適用された。原則として、リンパ節転移がない、2儖焚爾寮い粘膜内の分化型癌で潰瘍を伴わないタイプ、というように適用に厳しい条件が課せられていたが、現在は適応拡大されている。
7.現在、食道、胃、十二指腸、大腸にできた早期癌のほとんどが内視鏡で切除されている。特に早期胃癌の約半数は内視鏡で治っている。オリンパスの技術者の著書に、50数年前の技術者たちがこだわった点として、ゝ蚕僂六邱垪誤で獲得する、⊂ι淵灰鵐札廛箸鯡棲里砲掘⊂錣望型化を志向する、常に新製品を出し続ける、ぞ錣忘嚢發良兵
を維持する、ソ叔たてば技術は陳腐化する、Ε薀ぅ丱襪砲脇探で常に優位に立つ、Д▲侫拭璽機璽咼垢盻斗廚併業、が列挙されている。著者らも50年前と同じ点にこだわり、「内視鏡を小さく細く、患者に優しく」を追求している。


yuji5327 at 06:42 

2017年04月06日

「いつか使えるだろう」という感覚は、将来への計画性と深い関係がある。ヒト以外の動物に「もったいない」の精神はある。


池谷裕二著:脳には妙なクせがある、扶桑社、2012年」は面白い。「整理整頓の極意は「使えるものは捨てる」「「もったいない」はどこから生まれてくるか」の印象に残った部分の概要を自分なりに補足して纏めると以下のようになる。
1.部屋をすっきり片付けられるタイプとそうでないタイプがいる。掃除をすればたいていは室内がすっきりする。部屋の整理整頓の極意は「使えるものは捨てる」である。「使えるもの」は捨てずにとっておくのが一般的な感覚である。
2.「使うもの」と「使えるもの」とでは大きな違いがある。「いつか使えるかも」という淡い期待でものを保管しておくと、狭い自宅は「当面は使わないもの」で溢れてしまう。「もったいない」という感情を押し殺して、「使うもの」あるいは「必要なもの」だけを残す作戦が必要になる。
3.「いつか使えるだろう」という感覚は、将来への計画性と深い関係がある。ヒト以外の動物に「もったいない」の精神はある。ケンブリッジ大学のクレイトン博士らは、カラス科の鳥であるアメリカカケスが、翌朝の獲餌量を予測して計画的に餌を保管することを報告している。少なくとも未来に備える知的行動の原型が、アメリカカケスの行動に潜んでいる。
4.ヒトの「もったいない」という感情は脳の「同情回路」にある。同情回路とは、痛みを受けている人を観察しているときに活動する神経システムとして見つかった回路で、前帯状皮質などがこれに当る。誰かがナイフで指を切ったり、タンスのかどに足先をぶつけたり、ドアに指を挟んだりしたシーンを見ると、背筋がゾクゾクとする。この時に同情ニューロン神経細胞)が活動し、他人の痛みをあたかも自分のことのように解釈している。
5.他人の心の内面を察する能力は、ヒトが社会性を獲得する上で重要である。国立精神・神経センターの守口善也博士らは、感情を表現することが困難な「失感情症」の患者では同情神経細胞の活動が鈍っていることを報告している。同情ニューロンが社会に調和しながら生きてゆくために欠かせないことを示唆している。
6.群馬大学の荻野祐一博士らは、痛いシーンを目撃するだけでなく、「痛そうな写真」を見ただけでも同情回路が活動することを報告している。

yuji5327 at 06:32 

2017年04月05日

大腸癌検診の重要性は増すので、カプセル内視鏡の出番は増える。2014年に保険適用になったが、適用条件が限定されているため、未だ普及していない。

「田尻久雄著:これからの内視鏡医療・はどこまで進化しているのか、學士會会報No917(2016-II)」は参考になる。著者は日本消化器内視鏡学会理事長・東京慈恵会医科大学教授・北大医・昭51卒である。内視鏡【カプセル内視鏡の登場】の印象に残った部分の概要を自分なりに補足して纏めると以下のようになる。
1. 小腸は口からも肛門からも遠いため、従来の内視鏡では診察が困難だった。そのため、「暗黒の臓器」と言われ、全く手付かずの状態だった。しかし、2001年にイスラエルの企業がカプセル内視鏡を実用化させると、状況が一変した。
2.小腸が糖尿病や高脂血症などの多くの疾患に関係していること、小腸は免疫の最前線で、腸内細菌叢が自己免疫疾患に深く関与していること、が分かっている。近い将来、組織を採取したり治療したりするカプセルも開発されるだろう。
3.大腸については、日本の大腸癌の罹患率は肺癌を抜いて一番になった。アメリカよりは低い値だが、死亡率はアメリカよりも高い値である。検診の受診率が日本の方が低いからである。日本では40才以上を対象に大腸癌検診(便潜血検査)を勧めているが、受診率はわずか26.8%である。そのうち約6%が「精密検査(大腸内視鏡検査)が必要」と診断されるが、検査を受診するのは、その半分である。特に女性は「大腸内視鏡検査は恥ずかしい」「痛い」と思うようで受診しない。そこで、解決法として「カプセル内視鏡」が考案された。
4.今用いられているのは、「COLON2」である。イスラエル製で、.好蝓璽廚靴覆い里之兮鎧1討可能、▲丱奪謄蝓写10時間、N哨汽ぅ匹縫譽鵐困付いているため、視野は350度弱、ぅ櫂蝓璽廖Ε汽ぅ困凌篦蠅皺椎宗↓ゥプセルが小腸に入ると自動認識で撮影開始、というように高機能である。欠点は、通常の大腸内視鏡のための下剤に加えて、小腸から更に奥に進ませるため、もう一度ブースターとして下剤が必要になる点である。
5.「磁気誘導型カプセル内視鏡」もある。患者の胃を水で満たし、MRIの弱い磁気によって様々な角度に動かすことで、粘膜を診察する。数年前、内視鏡の世界的企業であるオリンパス社が、磁気誘導装置の世界的企業であるシーメンス社と共同開発を始めた。途中から日本がフランスに様々な機材を持ち込んで開発を進めたが、今やシーメンスに頼ることなく、日本独自で開発している。あと数年で臨床応用可能という段階である。
6.カプセル内視鏡と分子イメージング技術の融合も、模索されている。事前に発光プローブを患者に投与し、後からカプセル内視鏡を投与すれば、食道から大腸まで全身の検診ができるという発想である。将来の夢として、各人がカプセル内視鏡を入手し、自分で飲み、撮影された画像をしかるべき場所に送付すれば、専門医が画像診断)するという制度も描いている。
7.今後、大腸癌検診の重要性は増すので、カプセル内視鏡の出番は増える。2014年にカプセル内視鏡が保険適用になったが、適用条件が限定されているため、未だ普及していない。


yuji5327 at 06:43 
池上技術士事務所の紹介
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池上技術士事務所(代表:池上雄二)の事業内容
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工学博士、技術士(応用理学)、
公害防止主任管理者、
騒音防止管理者の資格で
お役に立ちたいと思います。

池上湖心 プロフィール
○略歴
大東文化大卒、
在学中 上條信山に師事
書象会に所属、書象会理事
審査会々員
○作品展の開催
・主宰している「さざ波会」
 作品展を毎年8月開催
(於:稲毛ギャラリー)
・土曜会(グループ展)
 作品展を毎年10月開催
(於:銀座大黒屋)
○公募展の受賞、入選
・日展入選
(平成28年度、国立新美術館にて開催)
・読売書法展(8月開催、現在理事)
 読売奨励賞
 読売新聞社賞
・謙慎展(3月開催、現在理事)
 春興賞の受賞:2回
○書道教室
・学生:月曜日
・一般:火曜日、水曜日





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